少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

慣れ

2013-12-21 | 高学年再び
今朝の挨拶から

先週の練習試合、勝ったけど反省する点も有るし、良かった点も有るけど、
5年生の捕る力が随分上がったよね。

特に、Hリョウとマル。二人とも難しいフライを良く捕ってくれました。
失礼だけど、去年は二人の所にフライが上がると諦めていた。
それがチャンと捕球してくれて、点が入るかも知れない場面が無失点。
これは大きいよね。

で、前の高学年チームのヘッドコーチに聞きました。
どうして、キャッチボールの時のフライ捕球の練習を入れたか?

5年生がフライが捕れない。じゃ、どうしよう。って始めた練習だったって。
子供達にも練習の意味を伝えていましたよ。

君達も最初は説明を一生懸命聞いて、チャンと捕れるように練習をしていたと思います。
実際、捕れるように成ったしね。
それが簡単に捕れる様になると、練習の意味を意識しなくなる。
出来ちゃうから適当にやるようになる。
ストレッチもそう、キャリオカステップも初めは出来なかった。
出来るように、人のやるのを見て、一生懸命やってみて、
やがて出来るようになると、適当に形をまねる、手を振るだけ。
これは慣れ。

慣れて良い慣れと、慣れてはいけない慣れが有って、
1月、皆で行ったスキー。初めて板を履いた時、リフトに乗った時、頂上から滑った時。
緊張したでしょう。でも、スクールに入ったり、何回も滑っているうちに
緊張しなくなって、上手に滑れたでしょう。
この慣れは良い慣れ。

いつもの練習を適当にやってしまう。この慣れはイケナイ。
いつも練習の意味を考えて。分からなかったら聞く。
野球ノートに書いても良い。

Hコーチが試合後に「コッチがやらないといけない事を相手にやられた。」って
言っていたよね。Hコーチはそれは何か。とは言わなかったけど。
チャンと考えて来た?
そうい事をノートに書い来れば良い。
それが、監督、コーチと違う事だたら、それは監督が君達にちゃんと伝えられなかった。って事だから、
そこは、今度は監督が考えます。どうしたら、正しく伝えらえるか。
いつしか、全員の考えが一緒になった時は、
優勝旗が貰えるでしょう。

即興の割りに良い事言ったでしょ?


今日のフライキャッチの時
6年生のキャプテンが
「練習の意味を考えて」って言っていた。
野球ノートも良い内容だったし、

くれぐれも悪い慣れが出ない様にね
コメント (2)
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