少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

それが大事

2017-05-18 | 新しい役所
硬いグランドの時に出る高いバウンドの打球。

スタートが遅いと頭の上を抜かれる。
かと言って、待って捕れば確実にセーフ。

これが監督には我慢が出来ないようで、
この高いバウンドのノックに結構な時間を使っている。

日曜日もこのノック。
すると突然、鬼軍曹が「コレはまだ早い」って、
もっと弱い打球できちんとステップを踏ませて
投げる事を覚えさせないとイカン
グローブだって身体の外側だって。

確かにね。

監督の思いも分かるし、
鬼軍曹の意見も分かる。

暫く、二人で話し合っていたけど。
良いんじゃないですか。
こう言うの。

私が監督になった時に
長老や鬼軍曹。遙かに年も経験も上の人がいて、
結構、口を挟まれた。

面倒くせぇなぁ。ってその時は思っていたけど、
年数が経つにつれ、年上ばかりのコーチが
年下ばかりに成り、
長老も鬼軍曹も口を挟まなくなって、
気が付けば、私の意見が100%通るように成っていたし、
コーチからこうしたいって意見も出なくなった。
私の居ない所で出ていたのかも知れないけど

コレは拙いなって思ったので、
監督を降りる事にした。

最後に決めるのは監督だけど、
色々な意見が出る環境じゃないと、
健全じゃないと思ったから。

他にも理由は有るけど、
これが一番大きいかな。

今の監督は、私やOKPコーチが居て、
鬼軍曹まで居て、面倒くさいて大変だろうけど、
色々な意見をぶつけて
チームが良く成れば
って、思って監督には頑張ってもらいたい。

あっ思い出した
最後まで私に意見していた人がいた。
それは・・・
内緒
コメント (2)
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