少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

ムードメーカー

2008-08-04 | 練習・試合後記
ウチのチームのムードメーカーは4年のTK。

彼は、発達障害?だったかな。正式な病名は忘れましたが・・・
まぁチョットだけ障害があるよ。みたいな。
癇癪持ち
昔から学年に一人や二人居ましたが、別に病院にも行ってなく
普通に過ごしてましたけどね。

2年生で入ってきた時は、確かに大変でした。
当時6年だった娘は、女の子だったせいか、結構ブタレたり
してましたね。娘も気が強いから三回に1回ぐらいやり返してましたが

チョット、メタボ君なので走るのが遅い。走れない自分に腹が立つようで
癇癪を起してしまい、練習の輪から外れたりしてました。
ある時は、挟殺プレーの練習中。エラーばっかりする仲間に腹が立ち、
「こんな下手な奴とは野球出来ない」って、
走って家に帰っちゃた事も、「オーイ、荷物置きっぱなしだぞ」

そんな彼も癇癪の収まり方を習得したのか
最近はそんな事もなくなりましたね。
試合中、暴言を吐いて審判の方には注意は受けますが

先日のローカル大会。
初めて、4年の彼を一塁手の補充の為に高学年に呼びました。
何人かの4年生は既に高学年チームで活躍中。
彼も何時かは、と思っていたでしょう。

2試合とも先発ではなかったのですが、
ベンチの仕事を率先してこなしていました。
いつもは興奮の余りヘルメットの列が、グチャグチャになるのですが、
彼が綺麗に並べてくれました。
ファールボールも一番に取りに行ってくれて。

そして、一試合目彼の出番が来ました。
2,3塁のチャンスで代打。
期待に応えて、3塁手の頭を超える。駄目押しのタイムリー。
盛り上がるベンチ、応援席。
ユーモラスな走り姿に思わず笑う塁審。
不思議に彼が出ると、盛り上がるんですよね

5月の遠征の時は、相手の応援席から拍手が起こってましたから。
走る姿がユーモラスだからかなぁ

2試合目、最終回に逆転され、コッチの攻撃もアッサリ2死。
ココで「TK、行くぞ、流れを変えて来い
「分かりました
結果はデットボール。
その後、この日当たり当たっていた、3番T郎がサードゴロで
ゲームセット。優勝は出来ませんでした。
終了後、TKが近寄ってきて
「カントク~。デットボールで流れ変わったでしょ
「そうだね」
「足に当たって痛かったけど、流れを変えたよ

言われた事は、責任を持つタイプのTKでした





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 優勝旗が・・・ | トップ | 朝練第2クール »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ドラ夫)
2008-08-05 20:07:47
癇癪は困りますが、いいキャラしてますね^^

こういう選手が一人いると、ムードも良くなります^^


返信する
ドラ夫さん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2008-08-06 13:22:59
ムードが変わるんですよね、不思議に

今日も暑い中、朝練頑張っていました。

返信する

コメントを投稿

練習・試合後記」カテゴリの最新記事