愛機の愛機たる所以

未だ自分自身
思い返すと夢見心地半分 喪失感半分
感覚が褪せる前に
今 思う事を記事として残しておきたいと思う。
（乱文失礼m(_ _)m)

背景は多くは語らないが20年ぶりに膝を擦った！

忘れていた あの頃の感覚を思い出し
忘れられない 新しい思い出が出来た
そんな一夜の出来事



リターンライダーなんて言葉があるが
街乗りとはいえ乗り続けていた分
もっと体が覚えていて
もっと簡単に感を取り戻せると思っていたが…
大間違い！

あの頃の感覚と言うほど上手に走れる訳でもなく
これだけ乗り続けていれば体の一部と思っていたけど…
「バラバラだよ」と指摘を受ける
図星…まったくもって一体感がない

当時は馬鹿みたいに絞って
低く構えたセパハンのおかげで
そこまで露呈しなかったのかも知れないけど

「上体が高いよ」と指摘を受けて
思い返してみても…やはり図星

アドバイスを受けるも
体をその位置へ持っていく事すら難儀

それでも膝を擦れて夢見心地。

マシンこそ同一とはいえ
ハンドル/ステップ/シートとポジション全てが異なり

タイヤも選択肢の多かった当時は
レージングハイグリップを装備していたが
現在はTT100GPを装備

帰りの道中では
「走る為だけに1台用意できたらベストだね」
なんて会話にもなったけれども

こんなの、みんなみんな
ぜ～んぶ言い訳！！
女々しい自分に嫌気がさす！！

日に日に頭で考えてから 行動に移すようになった自分が嫌になる
行動の理由付けが 後ろ向きな自分が嫌になる

ここに帰ってくれば
向こう見ずだけど
ただただ夢中で、馬鹿で、それでも胸を張って、凛として
そんな自分を思い出せるかと思ったけど
やっぱり言い訳してる。

大人になったって事なのか？
日々生きて行く中で変わってしまっただけなのか？

上手く愛機を操れなかった喪失感
それでも…考えもしていなかった出来事に夢見心地

やっぱり今を、どう生きているかが大切なんだな
「昔取った杵柄」は所詮「昔取った杵柄」

ストリートユースで仕上げた車体と
走りに特化させる車体では仕上げが異なるね

なんて偉そうに言えるほど乗れる訳でもないし。

タイヤに対してネガはあるけれども
現在のテクノロジーで生産された
伝統のパターンを採用したタイヤなのだから

その現在のテクノロジーはもっと信頼すべきなのでは？

走る為だけに1台用意できたらなんて…
それもそれで面白いかもしれないけど

そこだけは変わらずに
ただただ夢中だった
あの頃の気持ちのままに愛機を手入れし続けたのに
今ここで、それを選択してしまったら
それこそ乗り続けてきた最後の誇りまで失いかねない。

言い訳抜きに

そうやって生きるためには
最後の誇りを失わず
やっぱり唯一無二の愛機に跨り
ここにもう一度 立ちたいと思った

いや…
いつの日か必ずもう一度ここに立つと決めた！
こいつが紡いだ縁で、またここに来れたのだから！

RTニコニコ03 ＝　マシンはMBX50－F
これが愛機の愛機たる所以！



＊当時のベストショットでも上体高め（汗）

当時の僕に今の愛機を預けたら
「どんな走りをするかな？」なんて想像をした事があるけど

いつの日か
こんな感じで今の僕がバビューンと！！

思い出は思い出
思い出した事に意味がある。

夢見心地半分 喪失感半分
半分の喪失感を埋めていこう

向こう見ずだけど
ただただ夢中で、馬鹿で、それでも胸を張って、凛として
そうすれば何時でも
こいつに乗ってる時ぐらいは夢見心地に！

末文ですが
現地へ同行してくれた旧友に
お誘い下さった大先輩に special thanks!!




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