知ったのは、どん底の先週の月曜日
ひたすら待ちの時間があって
昼休みに買ってきた「週刊現代」に
たまたま酒井順子さんの記事が載っていて
そこでホームレス歌人の公田耕一さんのことが紹介されていました。
朝日で存在感増すホームレス歌人-JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/culture/0902/0902087064/1.php
ただ、ホームレスの歌人という記事だったらこんなに気にはならなかったかもしれない。
記事の中にはアメリカで終身刑を受け、獄中にいる郷隼人さんの歌も紹介されていたのです。
郷隼人の歌-NO.1
http://www.mt-non.cside.com/hayato/tanka/kasyu1.htm
「囚人の己が〈(ホームレス)公田〉想いつつ食むHOTMEALを」
衣食にも事欠く公田さんに対して郷さんは、獄の中とはいえ「HOTMEAL」を食べていると。
ここまで読んで、渡辺昇一の「和歌の前に平等」という
言葉を思い出しました。
万葉集は天皇から庶民まで隔てなく採用されています。
渡部昇一に学ぶ日本人の知と気概vol.50 [まぐまぐ!]
http://archive.mag2.com/0000155321/20081021153603000.html
たとえ囚人の身であっても人を想う気持ちは変わらない。
それを表現するものを妨げない。
罪人だから、ホームレスだからといって差別もしない。
私自身は短歌を詠みませんが作品を作るということや
生きるということはこういうことなのではないかと思うことがあります。
今回はまとまりがなくうまくかけませんでした。