真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

ふしぎなメルモ 23話

2007年02月20日 12時09分19秒 | ふしぎなメルモ
ふしぎなメルモ 第23話 「光(ひかり)と闇(やみ)と愛(あい)」

 メルモ、トトオ、タッチはワレガラス先生の新車でドライブに出かけた。
トトオは、幌が自動格納できるのを面白がって何度もイタズラする。とめるメルモさせ「私も一度だけとスイッチを入れたり切ったりする始末、とうとう壊してしまう。

 雨が降ってきて、幌がでない車は、雨ざらしとなってしまう、雨宿りのために、ワレガラスが知っていた鍾乳洞へ避難する事にした。

 鍾乳洞の中は広くなっていて、奥には立ち入り禁止の柵があったが、そこを乗り越えて入った、男女の足跡がある事をメルモたちは発見した。

 心配したメルモたちは、お互いをロープでつないで、その足跡を後を追いかけた、そして駆け落ちして隠れていた 若いカップル、津村実と矢部千代子を発見する。

 2人を探していた、矢部不動産の社員2人が津村のバイクを発見、千代子の父親、矢部社長に知らせた、社長は社員4人とともに鍾乳洞のなかにやってきた。

 別れるように銃を突きつけ脅す社長であったが、津村は断わった。

 実は津村少年は泥棒であった、それを矢部社長が拾って社員として育てたのだが、すでに津村は、千代子にそのことを打ち明けていた。

 どうしても別れないという2人に矢部社長は、天井に向け発砲する。何度か発砲したために天井が崩れ、全員が鍾乳洞に生き埋めになってしまった。

 そのうち落盤の衝撃で、亜硫酸ガスが発生、絶体絶命になってしまう。
落盤でできた天井の穴を発見するが、高すぎて抜け出す方法がなかった。

 メルモはキャンディの秘密を話し、動物に変身して逃げる方法しかないと説明、誰も信じようとしないので、鳥に変身して見せる。

 全員にキャンディを分け与えるが、矢部社長はそんなのは信じられないとメルモの手を振り払う、その拍子にビンははじかれ大量のキャンディが川に落ちてしまう、拾おうとしてあわてたトトオが、転んだ拍子に、他の人のキャンディも川へ落としてしまった。

 途方にくれる、ワレガラス、メルモだけでも変身して逃げろという。そんな時タッチが杉の苗木を持って遊んでいた、それを見たワレガラスは、青いキャンディが多ければと、杉の苗木を川の中に投げ込んだ、杉の苗木は、見る見る成長して大きくなり、その枝につかまってみんなは、洞窟から脱出することができた。

 矢部社長がいないことに気がつき、社員に助けに行くようたのむが、命が惜しいと誰も行こうとしない。

 津村が立ち上がって助けに行き矢部社長を助け出した。ワレガラス先生が矢部社長を診察し、命に別状ないことを告げる。

 帰りの車の中、メルモは「あの二人これからどうなるのか」とワレガラスに聞く「命の恩人、悪いようにはならないさ」とワレガラス先生は答えた。

出演 メルモ、トトオ、タッチ、ワレガラス、津村実、回想で津村の少年時代、矢部不動産社長令嬢矢部千代子、不動産会社千代子の父矢部社長、
矢部不動産社員A、B、C、D
声の出演 大竹宏さん、吉田理保子さん、峰恵研さん、吉見佑子さん、作間功さん、大塚周夫さん、八代駿さん

脚本 松本守正さん、 演出 西谷克和さん

作画監督 山本繁さん 作画 タマプロダクション
背景プロペロン 仕上げ木のプロ、スタジオリブ、
進行は甲斐京平さん、この話で、進行を手伝ってもらいましたが外注の方でした。
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