真佐美 ジュン

昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」

ふしぎなメルモ 14話

2007年02月11日 01時11分51秒 | ふしぎなメルモ
 お正月なので、メルモたちは広場で、凧揚げをしようとする、風がなくマンションの屋上からなら上がるのではと、マンションの屋上へたこを揚げにいこうとしたが、マンションの住人マル子に、子供は汚すからと怒られてしまう。

 そこでメルモは青いキャンディを食べて大人になり、タッチにも青いキャンディーを食べさせたが、そのときタッチは、青いキャンディを取ってしまっていた。メルモとトトオはマンションの屋上で凧揚げを楽しんでいた。
 その様子を見ていた姉弟はメルモたちに提案を持ちかけた。そのときタッチは弟シンキチにキャンディをあげてしまう。

 メルモはその姉弟にしばらくの間部屋を留守にするので留守番してくれないかと頼まれ、高級マンションに住めることを喜んだメルモたちは、早速引っ越した。

 隣の部屋にはカメラマンのヨシヒコと妻マル子が住んでいた。
メルモに部屋を貸した姉弟は実はスリで、外には二人の刑事がメルモの部屋を見張っていた。

部屋の中でタッチが不審な箱を見つけた、メルモが調べていると、からの財布が隠されていて、たくさん出てきた。
それを知った二人の刑事は、捕まえに来たがメルモたちは、エレベーターで逃げ出した。刑事たちは先回りして、1階エレベーター前で待ち構えたが、エレベーターから降りてきたのは、子供のメルモと赤ちゃんのタッチだった。

 その頃スリの姉弟は、駅にいたが、タッチから貰った青いキャンディを姉にあげた。それを食べた姉は、おばあさんになってしまい、そのふしぎな事件がテレビのニュースで、取り上げられた。
 そのニュースを見た、メルモは、病院に様子を見に行くが、入り口で看護婦に子供はだめと言われ、大人になって病室へ行く、そこにはマンションとなり部屋のヨシヒコがカメラ取材に来ていた。メルモはスリの弟シンキチに見つかり追いかけられる、逃げるメルモは、ヨシヒコにぶつかる。追いかけてきたシンキチが、切りつけようとするがヨシヒコのフラッシュに目がくらみ、シンキチは階段から落ちて伸びてしまう。姉のチャ子はおばあさんで動きが取れない。ヨシヒコは迫力ある写真を撮ることができた。そしてヨシヒコとマル子夫婦は仲直りをした。メルモたちは、家でワレガラスとお餅を焼いていた。

出演 メルモ、トトオ、タッチ、ワレガラス、スリの姉チャ子 弟シンキチ、マンションとなりのカメラマンのヨシヒコ、その妻マル子、テレビアナウンサー

それに特別出演として刑事凸、刑事凹、に「ラムネとカルピス(凸凹コンビ)」氏が友情出演している。この二人は、お人よしでおとこっ気のつよいデブのカルピスくんと、のっぽでうるさ型のラムネ氏で,デビューは「黄金バット(1947)」。いらい、ギャングとドタバタを一気に引き受けて笑いを振りまいている、チック・タックの名で出ることもあった。出演作品は多く、「珍アラビアンナイト」「ターザソ」「月世界紳士」「拳銃天使」「氏神様の火」「足あと温泉」「くろい宇宙線」「新世界ルルー」「ふしぎ旅行記」「○マン」などである。

声優 山本嘉子さん、小原乃梨子さん、永井一郎さん、矢田耕司さん、吉見佑子さん、山下啓介さん。

脚本 辻真先先生、演出富野善幸さん、
作画監督は山本繁さん、作画タマプロダクションそのほか、背景アップルズや山守博昭さんなど、仕上げ大石洋子さん、宮本雅子さん、木のプロなど手当たり次第にお願いしました。
進行は井出康道君が担当、辛い担当となりました。

おまけエピソード。
この放送の日 私は、高知県中村市というところに、両親と弟を連れ、結納を交わしていました。午後からは、門入れの儀というのが、執り行われ、相手の親族一同と対面、契りを交わし、披露されるという儀式に出ていました。
帰り、5日から、仕事始めのため、急ぎましたが、西宮インターに入ったのが、1時、5人乗車した愛車ギャランGTOは、浦和に6時半に到着してくれました。
ずいぶん無茶をした時代でした。
コメント
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