歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

家族類型の変化

2012-04-02 22:40:41 | Weblog
孤独死をもう少し取り上げてみます。


国勢調査の推移を見ますと、独居世帯の増加が目立ちます。
平成7年:独居25.6%   夫婦と子供世帯34.2%
平成22年:独居32.4%  夫婦と子供世帯27,9%
ほか(夫婦のみ、一人親と子供世帯、その他)はほとんど変化はありませんので、独居と標準的家族単位の割合が逆転したってことでしょう!

MSNのサイトから遺品整理人の動向記事を読みました。
関西の業者で、昨年は依頼された仕事の30%が孤独死だったようです。
それから考えますと、報道されているのはホンの一部ということ。
「遺品整理士」という資格が出来たということも知りました。

まあ、いい加減な業者がいるってことです。

私たちの少し前の世代は、みんな大家族で暮らしていました。
近隣との付き合いもわずらわしいくらい「井戸端会議」がにぎやかでした。

自分も含めてですが、生活に入り込まれるわずらわしさを避けるあまり、孤立していったのだと思います。

年齢に関係なく孤独死はあるでしょうが、若ければ職場で気づいてくれる。
無断欠勤だもの・・・。

う~ん、おなじマンションの住人と、まるっきり付き合ってないなあ・・・。
多分、外であっても分からないよ、わたし。

デモね、気心の知れない人に合わせてまで付き合いたくない、というのが本音。
と、言う私みたいな人が増えているだけなのかもしれないなあ・・・。(笑)

笑って済ませていられるうちが「花」か!?