毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

美唄鉄道東明駅舎・廃橋・沼東中学校

2010-09-16 23:59:59 | ささやかな小旅行





テンション低いおばさんですが、
どうぞ今日もおつきあいください。


対向車も民家もない道(道道美唄富良野線)をひたすら走ったのですが。


橋っ。
進行方向に赤い錆色の鉄の橋が見えまして。
ストップを命じるっ。
いえ、
お願いします、ちょっとだけ停めてくださいと懇願いたしまして。







        

かなり手前からじゃないと橋が樹木に隠れて入らないっ。  その後、走るっ。
道路わきに夏草の踏み跡がありまして。
日頃の鍛錬でしょか。
とりあえず2メートルほど前進してみますと、






        

完全抜けているっ。下の川の流れがもろ見えてでら怖いっ。
あ、ご安心ください。
橋の手前に立ってますから。
このおばはん、突撃しかねないと思ってる人もきっといるでしょ(笑)。







橋のない川。
昔読んだよななんてどうしてこの場で浮かぶのかなんですけど、
住井すゑさんの本、橋のない川を思い出しました。
内容は無関係ですから。







          

帰りにもうひとつ。


余談ですが。
…橋の数え方に自信がなくて今調べてみたのですが、答え知ってます?
述べてみよっ。←お、ティーチャーか?
一基、一本、一橋ですって。
一本でOkなのね。



またここで車停めてとお願いし、ダッシュっ。








さっきの赤いのより幅もありますし、頑丈そう。








今度は渡ってみる。









これは生活用の橋でしょう。
ということは、この奥に炭住とかあったんでしょね。
橋の向こうに何かないかと見てみましたけど…。
草木が生い茂った森と藪でした。









沼東中学校屋内体育館。


今回一番見てみたかったのが沼東小学校円形校舎(めがね校舎)の天井だったのですが。
近くから覗いてみたかったのですけどね…。
見つけられませんでした。
というより、さすが一人であの奥まで進むのはストップにしました。
徒歩10分ということなのですが、
途中で引き返すことに。


そう、娘は車の中で待機。
興味がないからと思っていたのですが、
実は調子がどんどん悪くなっていってたようでして。


具合が悪いとは思わず、機嫌が下り坂と受け取ってまして。
なんて母じゃなんですけど。
他にも記念館や炭住群に映画館とか行きたかったんですけど、
中止にすることに。
母の勘。外れたけど当たってたっ(笑)。









往きで素通りしてしまった美唄鉄道東明駅舎。







1915年(大正4年)の美唄鉄道発足から1972年(昭和47年)の三菱美唄炭鉱閉山まで、
美唄~常盤台間約10キロを往復し、石炭と炭鉱の人々を運び続けたそうです。


駅舎の裏へ。






         

夏草の隙間に赤錆の線路が見えるでしょか。   昨日載せたメモリアル公園まで続いていたはず。





          

プラットホーム。      









4110形式十輪連結タンク機関車2号。
梯子から中を覗いて見ましょう。







 




わ、分かりません…。
きっと鉄ちゃん度は低いと思います。
機関車度か?








似たような風景を2度見てますわ。
一度目は幌内炭鉱で途切れた線路、
2度目はその逆地点の小樽手宮線。
過去記事結ぶ。線路は続くよどこまでも。に載ってますので興味のあるかたはどうぞ。










意外と小さいかなと。


アルテピアッツァまではきっと人が来るんでしょうけどね、
そのほかはあまり立ち寄らないのかな。
焼き鳥片手にメモリアル公園までドライブなんていかがでしょ?

…まぁね。

私みたいのがぞろぞろいるとも思えませんし…。
しっかし人も車もどこに行った?
本当に人が住んでるのでしょか。
どこまでも寂しい町だったのでした。