またこの日がやってきました。17ページ6行目を書き写すシリーズ。
図書館遠征でいっぱい借りてきたのと、自分で買ったのとで、相変わらず私の居場所には本の塔が乱立。
なんとかしなければ。
言い続けてるのに、改善されてない…。
いつものように、17ページの6行目をアタマから書き写してます。
西の魔女が死んだ/梨木香歩
おばあちゃんと一緒に暮らせる、と思っただけで嬉しくなる。と、同時に一抹の不安
フリーター、家を買う。/有川浩
「分かった。この部屋は暗くしとくから」
ないものねだりで日は暮れて/酒井順子
「そんな、カトウさんには素敵な奥様がいらっしゃるじゃないですか」
平面いぬ。/乙一
故はわたしと苔の双方にとって不幸だったと言える。
おめでとう/川上弘美
あったし、植物動物鉱物を写した写真もあったし、建物を写した写真もあったが、いちば
昼メシの丸かじり/東海林さだお
に「お一人ですか」と訊かれ、
ワンピース 巻六十八 〝海賊同盟〟/尾田栄一郎
おうちに帰りたいよー!!ねえ助けて!!!
ちょっと私の中でダレ感があったワンピース。
68巻は面白かったかも。ハートの海賊団は、ベポはどこ行っちゃったんだ???
初丸かじりシリーズを読んでみたのですが、
これ空腹時はツラいわ。
ちなみに図書館で立ち読みしているときに、「立ち食いそば屋のそばつゆの匂い」なんて文章を読んじゃって、
途端大通り地下鉄改札そばの、日の出ビルだったっけ?あそこの前を通るときにする匂いを思い出し、
いやぁツラいツラい(笑)。お腹なるってね(笑)。
梨木さんのこの本は映画化されてるようだけど、キャスト知らずに読んで正解だったかと。
ギンリョウソウのくだりとか、鉱石の話には、小さな驚きと喜びでした。
でもね、このおばあさんの『アイ・ノウ』を読むと、
どうしてもスター・ウォーズのハン・ソロのセリフ『アイ・ノウ』を思い出しちゃって、
(確かレイア姫が『アイ・ラブ・ユー』と言うと、ソロ船長が『アイ・ノウ(知っている)』と答えるのよ。
私はこのソロ船長のクセだらけアク強すぎが大好きで、アイ・ノウを聞くだけで鼻血が出そうになりました)
せっかくのおばあさんの一言が、
私の勝手なソロ船長名言の記憶で、そこだけハン・ソロが『アイ・ノウ』と答える場面とシンクロしちゃって、
文章に『アイ・ノウ』出てくるたび、ハン・ソロの顔と声がよみがえる…。
有川浩さんは久しぶり。
やっぱり最後には甘いのがきたし(笑)。
言葉がきたないなぁって時々思ってしまいます。スピード感のせいでしょか。
読みやすさ、ひきつける力はさすがなんですけど。
酒井さんは今回は印象薄かったなぁ。
(追記・筋肉、筋トレ話はうんうん頷きながら読んだ。私は結構酒井さんの肉体系話が好きです)
乙一さん?くん?氏?呼び捨てOK?この人や川上さんはどこか違う回路で生きているような。
川上さんの一番最後に出てくる短編、「おめでとう」の言葉のリズムは心地よい。
声にだして読んで、耳から音を聞きたくなるような。
今回は全冊ばたばた~っと読み倒してしまったなぁ。
時間をかけて1冊読み上げるか、
同じ時間で2冊3冊ばたばた~っと読み終えるか。
まぁ本にもよりますけどねぇ。
なんだか消化不良、不完全燃焼的な36回でした。