
♪ぼくの左手。生命線は健在。
「お前の手はベーシスト向きにできてるな~」と時々言われる。
指が人より少し長いのだ。
手そのもの、つまり「手のひらと手首の境」から「中指の先端」までだけを比べると、とくに大きいわけじゃない。といって小さいわけでもないが。つまり、まあ、手の大きさは人並みってところだ。
手のひらだけを見てみると、はっきり言って小さめである。小さくて可愛いらしい(嘘)。小さいといっても、もちろん小学生なんかよりははるかに大きいのであるが。女性でも、ぼくと同じくらいか、ぼくより大きめの手のひらを持つ人は結構いる。
しかし、指の長さで遅れを取ったことはそうそうはない。しかもよく広がる。人差し指と中指を平行に広げると、その間がラクに11cm以上にはなる。
長くてよく広がる指を持つということは、神様から「お前、大人になったらベースを弾くんやで」と言われているようなもんである。
ただし、ベースを弾く時以外に「指が長くてほんっっっっとに良かった」と思えることなんてほとんどない。あるとすれば、野球をする時にフォークボールを投げやすいとか、たまにピアニストに羨ましがられる(ピアノを弾く時も指が長い方が便利らしい)ことがあるくらいだ。
しかしそもそも、フォークボールを投げられることが日常生活に何か役立つとでもいうのだろうか。それ以前に、自分の生涯でこの先フォークボールを投げる機会が何球あるというのだ。(笑)
ずーっと前に、あるライヴを聴きに行った。黒人4人編成で、ファンクとかフュージョンなんかを演っているバンドだった。ベーシストは、ホィットニー・ヒューストンだか誰だかのバックを務めていたこともあるという人で、エレクトリック・ベースを使って、そりゃあもう凄まじいプレイを見せてくれた。
ライヴのあとでそのベーシストと話す機会があった。もちろん向こうは英語しか喋れないし、ぼくが話せるのも日本語とカタコトの英語だけだ。
「自分もベースを弾いている」と言うと、「オマエはベーシストでは誰が好きなのか」と訊ねてきた(それくらいの英語は分かるのだ)。ぼくがとりあえず、「え~と、ポール・マッカートニー、、、あ~んど・・・」と言いかけると、さも小バカにしたように「OH~ ┐(´ー`)┌」とかなんとか言いやがった(暴言シツレイ)(せめて オー、ナガシマ くらい言ってみやがれってんだ笑)。
まあ、やっぱり黒人独特の好みみたいなのがあるってことなんだろう。
ぼくは彼の手や指の大きさを見てみたかったので、「あい わな しー ゆあ はんど、ぷりーず」と頼んでみた。彼は「OK、OK」と言って、すぐ両手を広げて見せてくれた。手自体の長さ(手首と手のひらの境から中指の先端まで)は、やはり彼の方が多少大きかったのだが、それよりもビックリしたのが指の太さ。まるで手のひらにモンキーバナナが5本生えているみたいなのだ。
あんなブッとい音が出る秘密はこの指の太さにもあったのか!
思わず「ゆあ ふぃんがーず るっく らいく ばななず」と口走ったら、それがヤツのツボに入ったらしく、「HA~HA HA HA!」と豪快に大笑いしてくれた。「お前は黄門様か」っていうくらい。でもとにかく、雰囲気がほぐれて良かったよ
。
それにしてもなんでヤツらはあんなにオーバー・アクションなんだろうね。
ともかく、それがきっかけとなって彼もちょっと打ち解けたようで、「トコロデオマエハべーすヲナンネンヒイテルノダ?」と訊ねてきた。でも、英語の意味がすぐには全部分からなかったうえに、いいカッコして流暢に答えてやろうしたのでアワテてしまい、「About 20years」というところを、とっさに「あばうと つー はんどれっど いやーず!」と自信たっぷりに答えてしまったのよ・・・(恥)
するとヤツはスキッ歯を見せながら満面の笑みで「グレイト! ヘ~イ マイ ブラザー!(註:オマエはオレのミシンだ、という意味ではない) WA~HAHAHA!」と大喜びしてくれた。
200年・・・。ぼくは松平定信が寛政の改革を行っていた頃からベースを弾いてるのか・・・
200年も弾いてたら、指先は楽器にピタリとフィットし、指は長く太く、しかも柔らかに動くように進化したことだろう。
まるで2本足で歩くタコですね(笑)
ま、一種の日米交流にはなったかな。ヤレヤレ。
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「お前の手はベーシスト向きにできてるな~」と時々言われる。
指が人より少し長いのだ。
手そのもの、つまり「手のひらと手首の境」から「中指の先端」までだけを比べると、とくに大きいわけじゃない。といって小さいわけでもないが。つまり、まあ、手の大きさは人並みってところだ。
手のひらだけを見てみると、はっきり言って小さめである。小さくて可愛いらしい(嘘)。小さいといっても、もちろん小学生なんかよりははるかに大きいのであるが。女性でも、ぼくと同じくらいか、ぼくより大きめの手のひらを持つ人は結構いる。
しかし、指の長さで遅れを取ったことはそうそうはない。しかもよく広がる。人差し指と中指を平行に広げると、その間がラクに11cm以上にはなる。
長くてよく広がる指を持つということは、神様から「お前、大人になったらベースを弾くんやで」と言われているようなもんである。
ただし、ベースを弾く時以外に「指が長くてほんっっっっとに良かった」と思えることなんてほとんどない。あるとすれば、野球をする時にフォークボールを投げやすいとか、たまにピアニストに羨ましがられる(ピアノを弾く時も指が長い方が便利らしい)ことがあるくらいだ。
しかしそもそも、フォークボールを投げられることが日常生活に何か役立つとでもいうのだろうか。それ以前に、自分の生涯でこの先フォークボールを投げる機会が何球あるというのだ。(笑)
ずーっと前に、あるライヴを聴きに行った。黒人4人編成で、ファンクとかフュージョンなんかを演っているバンドだった。ベーシストは、ホィットニー・ヒューストンだか誰だかのバックを務めていたこともあるという人で、エレクトリック・ベースを使って、そりゃあもう凄まじいプレイを見せてくれた。
ライヴのあとでそのベーシストと話す機会があった。もちろん向こうは英語しか喋れないし、ぼくが話せるのも日本語とカタコトの英語だけだ。
「自分もベースを弾いている」と言うと、「オマエはベーシストでは誰が好きなのか」と訊ねてきた(それくらいの英語は分かるのだ)。ぼくがとりあえず、「え~と、ポール・マッカートニー、、、あ~んど・・・」と言いかけると、さも小バカにしたように「OH~ ┐(´ー`)┌」とかなんとか言いやがった(暴言シツレイ)(せめて オー、ナガシマ くらい言ってみやがれってんだ笑)。
まあ、やっぱり黒人独特の好みみたいなのがあるってことなんだろう。
ぼくは彼の手や指の大きさを見てみたかったので、「あい わな しー ゆあ はんど、ぷりーず」と頼んでみた。彼は「OK、OK」と言って、すぐ両手を広げて見せてくれた。手自体の長さ(手首と手のひらの境から中指の先端まで)は、やはり彼の方が多少大きかったのだが、それよりもビックリしたのが指の太さ。まるで手のひらにモンキーバナナが5本生えているみたいなのだ。
あんなブッとい音が出る秘密はこの指の太さにもあったのか!
思わず「ゆあ ふぃんがーず るっく らいく ばななず」と口走ったら、それがヤツのツボに入ったらしく、「HA~HA HA HA!」と豪快に大笑いしてくれた。「お前は黄門様か」っていうくらい。でもとにかく、雰囲気がほぐれて良かったよ

それにしてもなんでヤツらはあんなにオーバー・アクションなんだろうね。
ともかく、それがきっかけとなって彼もちょっと打ち解けたようで、「トコロデオマエハべーすヲナンネンヒイテルノダ?」と訊ねてきた。でも、英語の意味がすぐには全部分からなかったうえに、いいカッコして流暢に答えてやろうしたのでアワテてしまい、「About 20years」というところを、とっさに「あばうと つー はんどれっど いやーず!」と自信たっぷりに答えてしまったのよ・・・(恥)
するとヤツはスキッ歯を見せながら満面の笑みで「グレイト! ヘ~イ マイ ブラザー!(註:オマエはオレのミシンだ、という意味ではない) WA~HAHAHA!」と大喜びしてくれた。
200年・・・。ぼくは松平定信が寛政の改革を行っていた頃からベースを弾いてるのか・・・

200年も弾いてたら、指先は楽器にピタリとフィットし、指は長く太く、しかも柔らかに動くように進化したことだろう。
まるで2本足で歩くタコですね(笑)
ま、一種の日米交流にはなったかな。ヤレヤレ。

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もう 最高に笑ってしまいました、こんな夜中に(笑)
200年かぁ・・・というか 最初読んだときに20年と思ったわたしは・・・大ばか者です(笑)
MINAGIさん 大いに日米交流の架け橋になりましたよ。すごいすごい、英語を話せるというところがまたまたすごい。ただただ感嘆しておりまする。
きゃははは!!!
つーはんどれっど!いやーず て!!
大笑いですよ!!(>▽<)ノ
アパートの住人に怒られますよ(笑)
いやぁ~~、ちょーーアメリカン ジョークだったのでわ??
ホントにグレイト!
その年からやってたら・・・・坂本龍馬に会えてたのかなあ・・・うっとり
>英語を話せるというところ
かつて進駐軍にチョコやガムをねだったことが役に立ちました。(嘘)
ぼくなんて英語喋れるうちに入りませんよ~
でも、彼らは分からない時は思いっきり「何言ってんのかサッパリ分からんぜ」って顔をしますから、こっちも「なんでお前アメリカ人のクセに英語分からへんねん!」くらいに開き直ってます。
>日米交流
ヘタすると国交断絶するところでした(オオゲサ 笑)
>通販ドレッド
どんな通販や(笑)
>坂本龍馬に会えてたのかなあ
「坂本君、そこ音が違う、あ~そんな弾き方アカンって!」なんて言ってたかもしれない私。
いやむしろ、「日本の夜明けのために共に働こうではござらんか!」と言われたかもしれん。くわばらくわばら。もしそんなこと言われたら、「文化の勉強のためにぜひとも外国へ行かせてくれ」とかなんとか言って渡欧して音楽三昧の日々を楽しく送るアホな私。(笑)
MINAGIすぁ~ん!朝から笑わせてもらいました!素晴らしいです。日米交流!つーはんどれっといやーずもベース弾いてたら、もうベースと同化してますね!
ピアノ弾くには手が大きい方がやっぱり便利です。(小島さんの手は大きくて厚くゴツイ!)指が長いのも良いですが水かきが広いのが多分一番良いかも。。私もよく「手が大きい」と言われますが、もっと大きな人を発見。彼女の職業はエステテシャン。あれも手が大きいと良いそうです。
笑う門には福来る、って言うから、今日はいいことありますよ!
そういえば、「角に福が来てもアカンやん、自分とこまで来てほしいわ」と言い放ったツワモノを知っています。
>ベースと同化
ベースと同化してたらドウカしてますね(寒)。でも本当は楽器と同化するくらい練習しなければ!
仕事柄、手が大きくなったりする場合もあるのでしょうか。それこそエステテシャンとか、あとマッサージ師なんかも手が大きいと良さそうですね。
プロ野球のあるキャッチャーの手を見たことがありますが、左手のほうが大きかったのにはちょっとビックリしました。長年ボールを捕り続けたからかな、って言ってました。
「ゆあ ふぃんがーず るっく らいく ばななず」
そうとうな、指をしていらっしゃるんでしょうねー。
でも、腹かかえて笑ってもらえて良かったっすねー。
>そうとうな、指
ヤツの指一本がぼくの指二本分くらいあるんですよ。いや、ほんとにゴツイ指でした。あんな指してたら、今ではきっと携帯電話のボタンをプッシュするのに困っていると思います。(笑)
根が陽気な人だったみたいで、「ばな~なず」でいっぺんに打ち解けました。ヨカッタ~
すごいよMINAGIさん!
って、英語のことではないのよ(笑)親指のこと。
ぎゅいーんって曲がってて、とてつもなくカッコイイわ。
掌に対しての指の長さ。確かに長い!
思わず、画面に手をあてて比べようとしたわたし・・・。
ああ、生まれてごめんなさい。
>親指
「親指が外側に反っている人は強情」っていうの聞いたことないですか? よく言われましたよ。そういう言い伝えって各地にあるのかな?
「ビリヤードする時に便利良さそうやな」とも言われたことがあります。キュー(って言うの?玉を突く棒)を乗せるのにちょうどいいらしいです。(笑)
>生まれてごめんなさい
`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブハッ
いきなり何ですかホノリさん(笑)
あなたが生まれてきたことを、私はとても喜んでおりますよ。Yeah!