
現在の東京六大学野球、リーグ戦の応援風景
大学野球でプレーしたことのある知り合いから聞いた、
ちょっと笑えた話
数十年前の、とても人気のあった時代の東京六大学野球。
明治大学と東京大学の試合で。
弱いことで有名な東大野球部。
この試合も一方的な展開になってたらしい。
出てくる投手はすぐ打たれるし、
守備陣はエラー続出。
試合後半、平凡なゴロをまたも東大内野手がトンネル。
さすがに明治応援席も業を煮やし、
「何やってんだあ、このボンクラー!」
とキツい野次を飛ばした。
すると東大応援席にいたある男がすっくと立ち上がり、
割れ鐘のような大声でどなり返した。
「明治だけがボンクラなのではないっ!」
3万人もの観衆が詰め掛けていた神宮球場は
一瞬の間のあと、
爆笑と拍手に包まれたそうです。
こういう話、好きですね。
ぼくが子供の頃は、
寸鉄人を刺す見事な野次を飛ばすオジサン、
よく見かけたものですが、
あのオジサンたちどこ行っちゃったんだろうねぇ。
お洒落なヤジや!
ユーモアは世の中の潤滑油ですよね。
当分、「ボンクラ」という言葉を思い出して、ニヤニヤすると思います。
甲子園の阪神ファンのヤジもナイスですよ。
このユーモアがわかる人こそ潤滑油。ウフフ。
笑いがあって、タイガースのある関西は、ぼくの心の故郷です。