しかたなしではなく、鹿に魅了!
令和元年6月28日
台風3号は、あっという間に
発生し、あっという間に太平洋へ。
雨不足の地方は、ひと心地ついたの
かな?
やっと辿りついた大山寺。
目を見はるものはいろいろあれど、
芭蕉の句碑は見当たらず。
とうとう、本殿の中にいる方に
尋ねることに。
二つあるうち、一つへ案内して
下さる。
本堂手前の階段右に、堂々と立って
いる。
左側を上ったので目に入らず。
句は、
「雲折々 人を休める
月見かな」。
もう一つは、
「自分で探してください。」
と諭される。
たぶん案内して下さった方も分か
らない・・・?と察し、また所狭し
といろいろある境内を一つひとつ
眼を皿にして・・・。
もう少し諦念が顔を出し始めた時、
釣鐘堂の上手のふれ合いの道と交差
するちょっとした広場で、寺の物を
焼却している寺の若い女性が見える。
「不動堂の裏に、もう一つ芭蕉の句碑
があるそうなんですが・・・。」
と尋ねると、
「芭蕉の句碑があるんですか。
住職さんに聞いてきます。」
と好奇心いっぱい!
そして、
「今この上の崖に鹿が一頭餌を食べて
いるんです。煙が丁度そこへ上がって
いくので煙いんでは?」
と教えてくれる。
令和初の鹿である。
しばし、鹿談義。
知床湖でエゾシカを見つけたんですが、
カメラのシャッターの音にも敏感に
反応・・・。
大山の鹿は・・・?」
等鹿の一挙手一投足を二人で観察。
魅入ってしまう。