貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

哀しみは墓誌に!

2019-06-11 09:19:21 | 日記

哀しみは墓誌に!

令和元年6月11日

 この日で、48年目。

 家内と「とも白髪まで」と、

式を挙げてから・・・。

 半世紀近くの二人三脚の歩みは

感慨深いものがある。

 語り尽くせるものではないという

のが実感!

 今朝は、戸塚宿の清源院。

 

 戸塚駅前にある寺である。

 当時は、全て建て替え中であった。

小山に墓があり、墓詣でをした感じ。

いろいろなお墓あり。

 ○○○時代に師岡の70代の男性が

突然訪問されたことを思い出す。

「墓詣でが趣味で、某寺で、

素晴らしい詩に出合う。

墓主のお家を訪ねたら、作詞者は

貴方のことを…」という趣旨。

 ○○○さんの墓誌のこと。    

 今、思い出しても辛きこと。

最愛の父親の故郷に帰っている◇◇

の夏に、くも膜下出血を起こし

天に召される。入院の知らせに

びっくり。駆けつけるか迷って

いた折に急死の報。

 悔いが未だ残る…。

 毎年その時期になると、秋田で

収穫されるメロンを送り続けて

くださっている。

 私たち夫婦の両親と一緒に仏壇で

供養し続けている…。

 その夜の哀しみの愚作が墓碑の隣に

刻印されているのだ。

 これが、芭蕉句碑。

 芭蕉の句は、

「世の人の 見付けぬ花や

     軒の栗」 

である。