哀しみは墓誌に!
令和元年6月11日
この日で、48年目。
家内と「とも白髪まで」と、
式を挙げてから・・・。
半世紀近くの二人三脚の歩みは
感慨深いものがある。
語り尽くせるものではないという
のが実感!
今朝は、戸塚宿の清源院。
戸塚駅前にある寺である。
当時は、全て建て替え中であった。
小山に墓があり、墓詣でをした感じ。
いろいろなお墓あり。
○○○時代に師岡の70代の男性が
突然訪問されたことを思い出す。
「墓詣でが趣味で、某寺で、
素晴らしい詩に出合う。
墓主のお家を訪ねたら、作詞者は
貴方のことを…」という趣旨。
○○○さんの墓誌のこと。
今、思い出しても辛きこと。
最愛の父親の故郷に帰っている◇◇
の夏に、くも膜下出血を起こし
天に召される。入院の知らせに
びっくり。駆けつけるか迷って
いた折に急死の報。
悔いが未だ残る…。
毎年その時期になると、秋田で
収穫されるメロンを送り続けて
くださっている。
私たち夫婦の両親と一緒に仏壇で
供養し続けている…。
その夜の哀しみの愚作が墓碑の隣に
刻印されているのだ。
これが、芭蕉句碑。
芭蕉の句は、
「世の人の 見付けぬ花や
軒の栗」
である。