令和4年8月3日(水)
第19番 小松川市: 立 江 寺

聖武天皇の天平年間(729~749)、
行基菩薩が光明皇后の安産を祈願し、
念仏仏として一寸八分(5.5㎝)の
黄金の「子安の地蔵さん」を彫像。
これを「延命地蔵尊」と命名し、
本尊として堂塔を建立した。

その後、弘仁六年(815)、
弘法大師が当寺を訪れ、
小像の本尊では、後世になって 紛失する怖れがあると、
自ら一刀三礼して高さ六尺(1.9㍍)の
延命地蔵菩薩を刻む。
その胎内に行基菩薩作、黄金の仏像を
納め、
寺号を立江寺として、
第一九番霊場に定めた。

本堂の天井画は東京芸術大学の教授ら
により描かれた花鳥風月などが金色に
輝いているそうな。

弘法大師立像と三重塔


花に憩う