貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

淸水流るる柳陰

2022-08-01 14:32:29 | 日記
令和4年8月1日(月)
蛙なき 
  遊行あらたに 
     あそばしむ  
            貢人

                                                   芭蕉の句は、                   
「田一枚 
   植えて立ち去る 
       柳かな」  
※ 有名な柳の陰で西行法師を
偲んでいると、いつの間にか時が過ぎ、
気がつくと人々は田を一枚植え終え、
立ち去ってしまった。
 私も名残惜しいがこの辺で立ち去る
ことにしよう 
か。

 西行法師の歌は、
みちのべに 
   清水流るる 
       柳かげ 
  しばしとてこそ 
     立ちとまりつれ 
※ 旅に疲れて、道の脇の清水が
流れている柳の木の下でしばらく休もうと
思って立ち止まったのだが ・・・。