令和4年8月19日(金)
第26番 室戸市: 金剛頂寺
大同二年(807)、平城天皇の勅願により
大同二年(807)、平城天皇の勅願により
弘法大師が開基。
密教道場として七堂伽藍が建立された。
山門の正面に建つ本堂には、
大師が一刀三礼を尽くして刻んだ
薬師如来が安置されている。
この尊像は、大師が堂を構えると同時に
自ら本堂の扉を開けて堂内に入り、 厨子に鎮座したと伝わる。
その当時は、金剛定寺を呼ばれていたが、 嵯峨天皇が金剛頂寺とした勅願を奉納され たことから寺号を改めた。
その当時は、金剛定寺を呼ばれていたが、 嵯峨天皇が金剛頂寺とした勅願を奉納され たことから寺号を改めた。
本寺への参道も男厄除け、女厄除け階段
があり、今日は朝から階段の昇降が多く、
右足がパンパンに張り気味!
次の淳和天皇も勅願所として尊信したが、
文明十一年(1479)、
火災のために堂宇を焼失。
すぐに再興し、
すぐに再興し、
文明十八年(1486)に
金堂が建立された際には、
根来寺学匠道瑜阿闍梨が来寺して、
盛大な曼荼羅供養が行われた。
長宗我部氏や山内氏など代々の土佐藩主から
も篤い信仰を集め、立派な伽藍が整えられる。
しかし、明治三十二年(1899)には
長宗我部氏や山内氏など代々の土佐藩主から
も篤い信仰を集め、立派な伽藍が整えられる。
しかし、明治三十二年(1899)には
再度の火災に遭い、全焼。
現在の堂宇はそれ以降に再建されたもの。
現在の堂宇はそれ以降に再建されたもの。
また、寺内には、寄生植物ヤッコソウも
自生しており、これは県の天然記念物に
指定されている。