令和4年8月23日(火)
第27番 安芸郡:
金神峯(こうのみね)寺
神功皇后が三韓征伐の戦勝を

神功皇后が三韓征伐の戦勝を
祈願することを目的に、
天照大神を主祭神とし、
その他の諸神を
この地に祀ったのが起源と言われる。


その後、行基菩薩が
十一面観音像を刻んで本尊とし、
神仏を合祀した。

大同四年(809)には、
弘法大師が平城天皇の勅命によ来錫、
諸堂を整え、四国第二十七番目の霊場
に定めた。

明治時代の神仏分離令で、
天照大神と大山祇神社を祀る
神峰神社だけが残り、
本尊の十一面観音は、
金剛頂寺へ遷座されて廃寺となる。
しかし、十三年後の明治十七年(1884)に、
元僧坊跡に御堂を再建氏、
金剛頂寺へ遷座されて廃寺となる。
しかし、十三年後の明治十七年(1884)に、
元僧坊跡に御堂を再建氏、
本尊を金剛頂寺より移した。

真っ縦と呼ばれる急勾配の神峯山
山頂付近に位置する神峯寺は、
三菱財閥創始者の岩崎弥太郎の母親が、
息子の開運を祈願。
安芸市にある自宅から
安芸市にある自宅から
往復四十㎞の道を歩いて、
二十一日間日参したという。
寺内の景観の美しさでは、
二十一日間日参したという。
寺内の景観の美しさでは、
四国霊場でも有数と云われる神峯寺。


急坂で疲れた遍路の喉を潤してくれるのは、
鐘楼の裏手に湧く神峰の水。
この水は病気平癒に霊験あらたかといういう
言い伝えがあり、
鐘楼の裏手に湧く神峰の水。
この水は病気平癒に霊験あらたかといういう
言い伝えがあり、
私もペットボトルに入れ、
いただくことにする。
いただくことにする。