貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

道半ば!

2022-08-12 09:02:20 | 日記
令和4年8月12日(金) 十念寺にて ~続き
 三つ目に、東京オリンピックで
マラソン第3位となった円谷幸吉の墓に
ついて説明されている。

 青梅マラソンは、
円谷選手と青梅陸連の方が初めて走った事
を記念にして誕生した市民マラソン。
 私も十五年ぐらい走ったので、
親近感も覚え、その偉業を讃え、
お墓の前で記念写真をとる。 
   
 芭蕉は、須賀川では、旧知の等躬を
訪ねている。
 等躬から、
「白河の関ではどんな句ができましたか」
と問われた芭蕉は、
疲労と風景の優美さと懐旧の念で
頭が一杯になり、全然あきませんでした
と答える。
 と言って、
まったく一句もなしに越えるというのも
心残りとして、
前記「風流の~」の句を披露したそうだ。
 等躬の句は、   
あの辺は 
   つく羽山哉 
       炭けふり  
 相良等躬の墓もお参りした。 
 新たに、平和を祈念するものなのか、
経堂みたいなものが目を引いた。                 
市原多代女の辞世句は、
「終に行く 
     道はいづくぞ 
           花の雲」 。          
「道なかば 
    終もみえずや 
        けふもいそしむ」 
            貢人 
が今の自分。