貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

浄財の還元、寺内奥様の慈愛奉仕か!深謝!!!

2022-08-24 11:37:36 | 日記
令和4年8月24日(水)
第28番 香南市: 大 日 寺 

 聖武天皇の勅願により
行基菩薩が本尊の大日如来を刻み、
開基した。

 尊像は、四尺八寸二分(約1.46㍍)、
中四国地方では最大級の仏像。
 脇仏は、
智証大師作の聖観音立像で、
共に国の重要文化財に指定。
 その後、間もなく荒廃したが、
弘仁六年(815)、
弘法大師によって再興された。
         
 慶長年間からは、土佐藩の祈願所となり、
長宗我部元親氏、
藩政時代には山内忠義公の尊崇を受け、
土佐藩の祈願所として七堂伽藍が立ち並び、
壮観を極めた。

 明治四年(1871)の廃仏毀釈の難に遭い、
廃寺となるが、
地元の人たちは本堂を大日堂として守り続け、
明治十七年(1884)に再興した。

 石段の途中に山門があり、
南無大師遍昭金剛と書かれた赤い幟が
両端に立ち並ぶ。

 境内正面にある本堂から少し離れた場所にある
奥の院には、
弘法大師が爪で彫ったとされる
薬師如来・爪彫薬師の霊木がある。
 大師が彫った楠は、
明治時代に倒れてしまったため、
その木を安置したもの。

 これは、目、鼻、口、耳など首から
上の病気にご利益があると伝えられている。
 このご利益を受けて病気が平癒した人は、
穴の空いた石を奉納するのが習わしだそう。
 紅白の花を咲かせている百合が
納教所前に飾られ、
花の種の接待もしてくれた。

 また、浄財として、
五百円分五円玉に換金してくださり、
後々浄罪に困ることはなくなった。
ありがたや!
深謝!!深謝!!!