三河方言 「ご」?
令和元年9月25日
今朝のテレビ、
「開拓精神、万々歳」。
フロンティアスピリット。
今はやりの挑戦、
チャレンジとはちょっと違う
かな。
いつか、自分を振り返ることに
重きを置く年齢になったら、
振り分けて整理してみよう。
さあ、わくわくの芭蕉句碑二基。
出合いの瞬間!
ここは、聖眼寺。
この聖眼寺に、芭蕉が立ち寄る。
その時に詠んだ句、
<松葉を焚て 手拭あふる
寒さ哉>
の句碑が2基も。
1754年芭蕉50年忌に
建てられた句碑を、「古碑松葉塚」
と呼び、
1769年建てられた句碑を、
「再建松葉塚」と呼んでいる。
この2基の松葉塚が境内に並んで
建てられ、山門横に古碑松葉塚を
案内する古標石が建っている。
この3基は資料的にも貴重と考え
られ、豊橋市の史跡に指定されて
いる。
句は、
「こを焼て 手拭あぶる
寒さ哉」。
「ごを焚いて
手拭あぶる
寒さ哉」
「ご」は三河方言で、
「枯れた松葉」のこと。
焚き付けとして最良の燃料。
なお、『如行子』には、
「ごを焚いて
手拭あぶる
氷哉」
とある。
私の田舎では、焚き付けは
杉の葉。
柴刈りと杉の葉取りは、
子どもの仕事だった。