トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツ鉄道の旅 ~Trier教会編~

2010-01-18 23:31:41 | おでかけ:きょうかい・じしゃ
ドイツ最古の都市、トリアー。
ローマ時代の遺跡が残る街。


教会も



いつもと風情がちょっと違ってお城みたい。




隣にもうひとつ教会。
左が大聖堂DOM。
右が聖母教会Liebfrauenkirche。
こちらはドイツによくあるデザイン。

むむむ、なんでも大聖堂の方は古代ローマ時代に建てられて
聖母教会の方はそれから3世紀以上後に建てられたものだとか。
ロマネスク様式とゴシック様式。
今まで散々教会やお城を見て
「この教会は建設に長い年月をかけたので、西側の部分はゴシック様式で建てられています」
なんて説明もふーんと聞き流してきたけれど
こうやって並べてもらえるととてもわかりやすい!
ロマネスクの方が好きかも♪




DOMの内部。



石像がたくさんあって
ローマやヴァチカンで見た教会に似ている。
迫力あるなぁ。





ふたつの教会を結ぶ中庭の回廊。
聖母教会の方は中に入れず。




ところでこの旅、中国からの団体旅行客とよく出会った。
このDOMを訪れたときもそう。
ちょうどミサの時間とぶつかって。
大抵の教会はミサの時
「ただいまミサ中。静かにしてね」みたいな看板を表に出している。
ここのDOMもそうだったのだが、
さらに隣に中国語で同じ注意を書いていると思われる看板もあり
中には「これ以上前に行っちゃダメ!」とガードマンまでいた。

中国人、英語の看板じゃ通じないのか?
いやいや、日本人だって人のこと言えないよ。
現にnahe、読めないし。
だけどミサの厳粛な空気は読めるよ。
そんな中お気楽に「うわー、写真撮ろう♪」なんて思わないよ。

あそこに日本語の看板が立たないように
ちゃんとマナーを守って見学をしなきゃなと感じたnaheであった。