トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~Kyoto編~

2010-12-01 14:12:33 | おでかけ:おしろ
「二条城はたいしたことない」

学生時代京都に住んでいたmichの言葉だ。
その言葉を信じ、これまで何度か京都を訪れているものの
二条城は素通りし続けてきたnahe。
しかし城フリークとなった今、
「城」と名のついている所に敢えて行かないなんてあり得ない!
ドイツ人の為ではなく、完全な自分の好みで二条城を見学することにした。





michがたいしたことないっていうもんだから
私しゃてっきり路線バスから見えるこれが城だと思っていたよ。

しかしそれはとんでもない思い違い。
門をくぐると巨大な建物が。



二の丸御殿。




屋根には菊の紋が。

内部は撮影不可だったけど
広いし、襖はみんな金箔貼ってるし、
欄間の彫刻や天井の装飾も素晴らしい。
ベルサイユ宮殿より豪華じゃない?
すごいな、さすが徳川家。

徳川慶喜が大政奉還をここで行ったとのこと。
「龍馬伝」を観ているnaheには馴染み深い。


これで終わりかと思いきや、奥にまだまだ伸びていく庭園。
紅葉はあまりなかったけれど、見事な松が沢山。
ちょっと、michさん。
たいしたことあるじゃないの!二条城。



天守閣跡から観た本丸御殿。
まぁ、確かに“城”っぽくはないけど
ドイツにだって館系のお城はいっぱいあるし。



もちろんドイツ人M,Nは写真を撮りまくり。
michnaheは数メートル歩いては振り返り、彼らがついてくるのを待つばかり。
元々滞在時間を短く見積もっていたので
かなりのタイムオーバーだ。

この時も先にこの高台に登って彼らを待っていたのだが
彼らはこちらに来る道に気づかず通り過ぎていったので
ラッキー!と後ろから追いかけていった私達。
「『なんで後ろにいるんだ?』って聞かれたらトイレ行ってたって言おうよ」
こんな高い所を彼らが見つけたら、何時間あっても足りないもの。



世界遺産になっただけのことはあるね。
見学し甲斐、歩き甲斐たっぷりだったわ、二条城。

そしてmich情報は当てにならないってことがよくわかったわ。