トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ハワイのチャペルで

2010-12-18 00:12:33 | おでかけ:きょうかい・じしゃ


nahe妹の挙式会場はリゾート地に立つチャペル。
全面ガラス張りで海が見える仕組み。



開放感バツグン。
でも普段ヨーロッパの古く薄暗~い教会ばかり見てるので
こんな近代的なチャペルにちょっと戸惑ったnahe。
リゾートだもんね。




いよいよ、挙式が始まる。

まずは新郎一人で入場。
なんか歩き方ぎこちないんだけど?
ちょっと緊張してるっぽいんだけど?


そして新婦入場。
うちは父が死去してるので母がバージンロードの手を引くことに。

二人で入ってきて一礼。
おお、綺麗じゃん、妹よ。

しかしそこから二人歩かず。
どうもオルガニストが一曲弾き終えるまでそこで待つらしい。
なに?この間。

情感豊かに音楽を奏でるオルガニスト。
ロビーで挙式の説明を受けてる間、髭面・ジーンズ姿の彼がウロチョロしてて
てっきり運転手かカメラマンかと思ってたんだけど
最後に青い祭服を着て現れた彼を見て
「もしや彼って聖歌隊!?どう見ても聖歌って顔してないよね。ブルース顔だよね。」
と失礼なことを言ってたmichnahe。
結構上手なオルガニストだったわ。

だけど曲、長すぎ。
なんかもうどうしていいのかわかんなくてキョロキョロしちゃったじゃないの。
でも妹友人や新郎はウルウルきてたみたいだから
このくらいの間が必要なのか。


やっと曲が終わって歩き始め、新郎に引渡し。
あぁ、自分の挙式を思い出すねぇ~。


聖歌斉唱。
大役を終えた母はnaheの隣へ。
これは参列者も歌わなければならない。
うちらはロビーで練習させられたけど、
大役説明を受けていた母はぶっつけ本番。
それにも関わらず堂々と歌う母。さすが長年カラオケで鍛えた音感よ。

しかし・・・カラオケで鍛えただけあって
コブシがまわってるんですが
いやぁ、聖歌も演歌調になるもんだね。
隣でその声をバッチリ聞いてしまい、可笑しくて一人笑いをかみ殺していたnahe。



笑いの神はその後も降臨。
誓いの言葉。
神父さんが日本語で少しずつ誓いの言葉を言い
その言葉を新郎新婦が復唱する仕組み。

といっても神父は外人なので日本語のイントネーションはちょっとおかしい。


まずは新郎から。
神父「○-○サンヲ(妹の名前・外人特有のアクセント)」
新郎「○-○サンヲ」

参列者一同ああっ! 
あんたはガイジンかっ!?
やっちまったな、新郎クン。

その後も新郎の緊張はほぐれず
ガイジンアクセントのまま「チーイマス」

もう笑いを堪えるのに必死。

妹も新郎のガイジン化に気づき
「私は気をつけよう」と思ったそうで
その後、新婦の番になると

神父「××-×サンヲ(新郎の名前)」
新婦「×××さんを。」
妙に冷めてる誓いの言葉。それがまた面白い。


その後(だったはず)も二人で一本の花を握ったまま
今度はアヴェ・マリアを1曲聴く。
長いっ、長い。
ずっと新郎新婦を見てる間がもたない~。



こんな感じで楽しい挙式は終わり
あとは写真撮影会。
チャペル内からビーチへ移動。



撮影隊を撮影するnaheを撮影してたmich。


それからレストランで食事会。
話題はやっぱりさっきの「○-○サンヲ」事件。
michなんてモロ笑ってたみたいで
後ろに座ってた妹友人に「肩が揺れてましたね」と指摘される始末。


でもそうやってみんなに笑われても気を悪くせず、
ブログネタにするのも了承してくれた新郎サン。
(本当は傷ついてたらごめんなさい)

いい人を見つけたもんだ、妹よ。
幸せになれ。





コメント (2)
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