☆今週末は面白そうな作品がたくさん公開されるので、昨日は、仕事の後に、零時近くまでのレイトショーで、先週公開の見逃し大作である『チェ 28歳の革命』を観て、今夜も仕事の後で、先行上映『007/慰めの報酬』を観ることと相成った。
寝不足で、私の顔は、復讐に憑かれたジェームス・ボンドみたいな顔になりました^^;
姪っ子と観た。
実は、私の姪っ子、今回のボンドガール(オルガ・キュリレンコ)とそっくりの容姿なのである。
チビの頃は、写真をブログにアップしたものだが、最近はお年頃なので、それは控えています^^;
◇
さて、竹熊健太郎は、『ダークナイト』の感想で、「・・・シリーズ物の娯楽映画の中にあって、「特別な作品」として突出してしまう一本がおうおうにしてあります。たとえば「007シリーズ」の『ロシアより愛を込めて』であるとか・・・」と言ってましたが、
私は、新生「007」…ダニエル・クレイグの第二作目は、これまでの最高傑作であるシリーズ2作目の『ロシアより…』に匹敵する完成度だと思った。
いやぁ、メチャオモだった^^;
私は、大の『007』ファンであるのだから、まあ、信じて見てみて下さい^^
私は、傑作に対しては語るべき言葉をもたない。
ともかく、ジェームス・ボンドが肉体を酷使してのアクションシーンには、鳥肌が立ちっ放しだった。
陸・海・空・建造物と、矢継ぎ早に畳み掛けるハイ・スピード・アクションに目がついていかない自分がもどかしかった。
オペラや、競馬シーンと、アクションシーンをモンタージュさせるのもよろしい^^
アクションを除くと話はシンプルなのだが、『ダークナイト』よろしく、根源的なヒーローの苦悩(今回は、私怨か、使命か、の狭間で…)を、控えめに、されど重く深く描いていて、重厚な味わいがある。
建造物のほとんどは近代的でスタイリッシュな清潔感ある空間なのだが、それも作品を格調高く見せてくれている。
MI6の本部も、洗練され、超ハイテクになったものである。
もはや、Qの開発する秘密兵器の出番はないのであろうか?
上司Mとの、ちょいと母子関係のような複雑な関係も、物語のスパイスとして効いている。
今回は、前作からの引継ぎ事項を、ちゃんと完結させており、それは、舞台となったボリビアから隔たったエピローグで、そのエピローグ単体での、短篇小説のような完成度にも感服した。
思えば、「007」ではおなじみのプロローグのアクションシーンも、カーチェイス、銃撃戦と、スピーディーで洗練されたもので、私は、この後に続く物語のグレードの高さを予感させられた。
最近の映画予告は、全てを見せてくれてしまって、本編が楽しめなくなってしまうものだが、この作品では、その「触り」しか紹介されていなかったことが、観終えて分かります。
多分、この作品は、もう一度は観に行くと思う。
◇
今回の作品では、『ゴールドフィンガー』での<金粉美女>ならぬ、<原油美女>が見られます。
・・・いい娘だったのだが・・・。
(2009/01/17)
寝不足で、私の顔は、復讐に憑かれたジェームス・ボンドみたいな顔になりました^^;
姪っ子と観た。
実は、私の姪っ子、今回のボンドガール(オルガ・キュリレンコ)とそっくりの容姿なのである。
チビの頃は、写真をブログにアップしたものだが、最近はお年頃なので、それは控えています^^;
◇
さて、竹熊健太郎は、『ダークナイト』の感想で、「・・・シリーズ物の娯楽映画の中にあって、「特別な作品」として突出してしまう一本がおうおうにしてあります。たとえば「007シリーズ」の『ロシアより愛を込めて』であるとか・・・」と言ってましたが、
私は、新生「007」…ダニエル・クレイグの第二作目は、これまでの最高傑作であるシリーズ2作目の『ロシアより…』に匹敵する完成度だと思った。
いやぁ、メチャオモだった^^;
私は、大の『007』ファンであるのだから、まあ、信じて見てみて下さい^^
私は、傑作に対しては語るべき言葉をもたない。
ともかく、ジェームス・ボンドが肉体を酷使してのアクションシーンには、鳥肌が立ちっ放しだった。
陸・海・空・建造物と、矢継ぎ早に畳み掛けるハイ・スピード・アクションに目がついていかない自分がもどかしかった。
オペラや、競馬シーンと、アクションシーンをモンタージュさせるのもよろしい^^
アクションを除くと話はシンプルなのだが、『ダークナイト』よろしく、根源的なヒーローの苦悩(今回は、私怨か、使命か、の狭間で…)を、控えめに、されど重く深く描いていて、重厚な味わいがある。
建造物のほとんどは近代的でスタイリッシュな清潔感ある空間なのだが、それも作品を格調高く見せてくれている。
MI6の本部も、洗練され、超ハイテクになったものである。
もはや、Qの開発する秘密兵器の出番はないのであろうか?
上司Mとの、ちょいと母子関係のような複雑な関係も、物語のスパイスとして効いている。
今回は、前作からの引継ぎ事項を、ちゃんと完結させており、それは、舞台となったボリビアから隔たったエピローグで、そのエピローグ単体での、短篇小説のような完成度にも感服した。
思えば、「007」ではおなじみのプロローグのアクションシーンも、カーチェイス、銃撃戦と、スピーディーで洗練されたもので、私は、この後に続く物語のグレードの高さを予感させられた。
最近の映画予告は、全てを見せてくれてしまって、本編が楽しめなくなってしまうものだが、この作品では、その「触り」しか紹介されていなかったことが、観終えて分かります。
多分、この作品は、もう一度は観に行くと思う。
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今回の作品では、『ゴールドフィンガー』での<金粉美女>ならぬ、<原油美女>が見られます。
・・・いい娘だったのだが・・・。
(2009/01/17)