☆キャッチフレーズ!
「日本全国、外場村!!(by『屍鬼』)ゾンビも出るでよ!」
・・・期待して観はじめ、物語に特段に破綻もなく、かなりの力作だと思った。
私は、この作品を『日本沈没』に連なる作品と見ることにする。
◇
私は、この作品を、『ハプニング』の後にきた本命『ブラインドネス』の如く、『252 生存者あり』の後にくる、パニック邦画の本命として捉えていたのだが、いささか趣きが違うようだった。
『252』が、最終的にはエンターテイメントとして着地したのに対し、こちらは何を描きたかったのか・・・?
◇
新型のインフルエンザと思われる奇病が日本に蔓延し始める。
報告を受けた政府は、その発表を、「いたずらに人心を惑わせやしないか?」と遅らせようとしたりする。
しかし、一番に人心を惑わせるのは、・・・この作品自体である^^;
人がバンバン血を吐いて死ぬ。
血の量がハンパない。
◇
救命救急医役の主人公である妻夫木君とともに病気と戦うと思われた<デラ・富樫>は、『エグゼクティブ・デシジョン』のスティーブン・セガールよろしく、序盤であっさり退場してしまう。
◇
第3のビール<金麦>のCMで可愛い檀れいは、あまり可愛くないキャリア・ドクターを演じている。
この人、そもそもが、レズっぽいギスギス感があるので、クールな役はやらせないほうがいいと思う。
物語の最後のほうで、妻夫木君が、大学の助手時代の檀れいを回想するシーンがあるのだが、それはとても可愛く、こと、私的には、檀れいは、主演女優としては救われたと思ったが、
物語自体は、救われない方向に進んだ^^;
それは、アンハッピーな悲恋で物語の幕が閉じたということではなく、なんちゅうか、広域的なスケールの物語が、「ああ、これは一つの恋愛物語だったのかよ!」という救いようのなさだ。
なんか、キーワードとして、「明日滅びるかも知れない世界で、でも、私は林檎の苗を植える」云々とかいう言葉が繰り返されるが、取って付けたようなテーマである。
物語の前半は、医療パニックムービーっぽかったのになあ。
それが行き詰って、恋愛シークエンスを拡大したような雰囲気なのである。
別に、妻夫木&檀は、日本を襲った未曾有の事態の解決者ではないのである。
例えば、戦争と言う不測の事態の中で恋愛する男女、てなイメージなのである。
唯一の「解決者」っぽい行動は、妻夫木君が感染元と思われる南方の島国を訪ねることなのだが、ここでは、シリアスな物語の中にあって明らかに浮いている<感染者のゾンビ的行動>がある^^;
いや、確かに「バイオハザード」ではあるんだろうけど・・・^^;
◇
主要な舞台となる地は、東京都いずみ野市だそうだ。
私は、東京都あきる野市に住んでいる。
病気発症の地の一つが、東京都武蔵秋山駅である。
私は、都立武蔵村山高校に通っていた。
感染する悲劇の美少女(夏緒)が向う遊園地は、あきる野市にあるサマーランドのようだ。
町を閉鎖された住民が脱出しようと試みるシーンは、圏央道あきる野インターである。
「こらーっ! あきる野をなめんな!!」
◇
なお、登場人物の一人に、メチャ可愛い幼女マイちゃんが出てくるのだが、誰か、この子の芸名を教えてください^^
(2009/01/21)
「日本全国、外場村!!(by『屍鬼』)ゾンビも出るでよ!」
・・・期待して観はじめ、物語に特段に破綻もなく、かなりの力作だと思った。
私は、この作品を『日本沈没』に連なる作品と見ることにする。
◇
私は、この作品を、『ハプニング』の後にきた本命『ブラインドネス』の如く、『252 生存者あり』の後にくる、パニック邦画の本命として捉えていたのだが、いささか趣きが違うようだった。
『252』が、最終的にはエンターテイメントとして着地したのに対し、こちらは何を描きたかったのか・・・?
◇
新型のインフルエンザと思われる奇病が日本に蔓延し始める。
報告を受けた政府は、その発表を、「いたずらに人心を惑わせやしないか?」と遅らせようとしたりする。
しかし、一番に人心を惑わせるのは、・・・この作品自体である^^;
人がバンバン血を吐いて死ぬ。
血の量がハンパない。
◇
救命救急医役の主人公である妻夫木君とともに病気と戦うと思われた<デラ・富樫>は、『エグゼクティブ・デシジョン』のスティーブン・セガールよろしく、序盤であっさり退場してしまう。
◇
第3のビール<金麦>のCMで可愛い檀れいは、あまり可愛くないキャリア・ドクターを演じている。
この人、そもそもが、レズっぽいギスギス感があるので、クールな役はやらせないほうがいいと思う。
物語の最後のほうで、妻夫木君が、大学の助手時代の檀れいを回想するシーンがあるのだが、それはとても可愛く、こと、私的には、檀れいは、主演女優としては救われたと思ったが、
物語自体は、救われない方向に進んだ^^;
それは、アンハッピーな悲恋で物語の幕が閉じたということではなく、なんちゅうか、広域的なスケールの物語が、「ああ、これは一つの恋愛物語だったのかよ!」という救いようのなさだ。
なんか、キーワードとして、「明日滅びるかも知れない世界で、でも、私は林檎の苗を植える」云々とかいう言葉が繰り返されるが、取って付けたようなテーマである。
物語の前半は、医療パニックムービーっぽかったのになあ。
それが行き詰って、恋愛シークエンスを拡大したような雰囲気なのである。
別に、妻夫木&檀は、日本を襲った未曾有の事態の解決者ではないのである。
例えば、戦争と言う不測の事態の中で恋愛する男女、てなイメージなのである。
唯一の「解決者」っぽい行動は、妻夫木君が感染元と思われる南方の島国を訪ねることなのだが、ここでは、シリアスな物語の中にあって明らかに浮いている<感染者のゾンビ的行動>がある^^;
いや、確かに「バイオハザード」ではあるんだろうけど・・・^^;
◇
主要な舞台となる地は、東京都いずみ野市だそうだ。
私は、東京都あきる野市に住んでいる。
病気発症の地の一つが、東京都武蔵秋山駅である。
私は、都立武蔵村山高校に通っていた。
感染する悲劇の美少女(夏緒)が向う遊園地は、あきる野市にあるサマーランドのようだ。
町を閉鎖された住民が脱出しようと試みるシーンは、圏央道あきる野インターである。
「こらーっ! あきる野をなめんな!!」
◇
なお、登場人物の一人に、メチャ可愛い幼女マイちゃんが出てくるのだが、誰か、この子の芸名を教えてください^^
(2009/01/21)