☆早いトコ、小沢捕まらないかなぁ、と思っている私です^^
鳩山の良いところ(もち、逆説ですよ)は、心底、短絡的な「仲良しの輪」を広げようとしていることです。
だから、普天間基地移設問題では、社民党の反対に遭い、現実的な方針に踏み出せない。
「在日」外国人参政権問題では、国民新党の目を最後まで窺わなくてはならない。
それらが、あの、鳩山の挙動不審な定まらない視点、(並列すべきではないが)定まらない行動を生んでいる。
鳩山を首相にすえている限りは、民主党はグダグダのままだ。
それで良し! と思うのだが、それでは日本のためにはならない。
しかし、民主党政権を生んでしまった有権者にも、少しは痛い目を見てもらわなくちゃな。
◇
今朝の産経の記事。
【今日の突破口】ジャーナリスト・東谷暁 異常な外国人参政権法案(2010.2.3 03:12)
外国人参政権の危険性について語っていて、興味深いのだが、面白い言葉を知ったので、そこのところを抜き出したい。
<・・・(外国人参政権について)
・・・外交のリシプロシティ(互恵性)からの議論である。リシプロシティとは、こちらが何かをしてあげたら、相手も何かをしてくれる。逆に、相手が何かをしてくれるなら、こちらも何かをしてあげるという関係で、外交によらず人間社会の付き合い方の原理といってよいだろう。
いまの外国人参政権法案は、一方的に日本が外国人に対して地方参政権を与えるというもので、相手の国籍がどこでもかまわないという、まったくリシプロシティの原理を踏み外したものというべきだ。日本がある外国人に参政権を与えたとしても、その本国が日本人に対しても同等の権利を与えてくれるか、あるいは与えてくれる見込みがなければ、リシプロシティは成立しない。
ましてや、相手国が日本と政治体制が大きく異なる場合などは、同じ「市民的権利」といっても内容が著しく違う。法案賛成派のなかには、世界ではすでに約40カ国が外国人に地方参政権を与えていることを根拠とするが、その多くがEU域内国相互のことであり、政治体制も近似していれば、市民の価値観も似ている。
日本にいま多くの移住者を送り込んでいる近隣国は、はたして日本人に同等の参政権を与えてくれるのだろうか。また日本と政治体制が類似で、市民の価値観も似ているといえるのだろうか。・・・>
◇
私は、鳩山の外交の全ては、この「リシプロシティ」の欠如にあると思うのだ。
民主党の集票にしかならない外国人参政権はもとより、国会を通すこともなく鳩山が勝手に決めた「温暖化ガス90年比25%削減」案が分かりやすかろう。
いや、日本人の美徳として、「無償の愛」がある。
が、それは、恋愛相手や家族一族(その最大の公約数は「国」)・親友に対して行われ得るものでしかない。
また、圧倒的な奇禍に遭われた方々(例えば、現在の地震禍のハイチ)への支援も、日本国民は誰も文句は言わないよ、なぜならば、それは日本人の美徳だからだ。
だけど、真っ当な想像力を持った人間ならば、在日中国人や在日朝鮮人に選挙権を与えたら、災いしか起こらないことを知っている。
勝手に自国だけで、温暖化ガス削減を決めたら、自国だけが税金支出のビハインドを蒙ることを、真っ当な人間は知っている。
そんな「鴨ネギ」に、純粋な「ギブ・アンド・テイク」を実行する他国はない。
◇
鳩山が、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」を気取るのも良い。
しかし、それに、国民を巻き込まないで欲しい。
鳩山由紀夫に「リシプロシティ」がない、のは、「イマジネーション(想像力)」がないからだ。
いや、本当は、「ただのバカ」とも思えるのだが、
これまでの人生の中で、お母さんから6億円のおこづかいを貰ってきたりと、「無償の愛」に恵まれてきて、また、自分の家が裕福で、それが当然だったから、他人が、その裕福さ目当てに「有償の愛」を向けていたことに気づかない。
更に、世の中の多くの人間が、鳩山家のような「裕福さ」を疎んでいると言う想像力もなく、
国際外交において、鳩山のような人間が、「搾り取れるだけ搾り取れる対象=金づる」でしかないことにも想像が行き渡らない。
国のリーダーは、「国民のためだけの守銭奴」と言う発想が、鳩山にはない。
国民は非情でもある。
小沢が、「岩手のための守銭奴」ならば許せるのである。
だが、小沢は、「岩手をダシにした守銭奴」だったのである。
だから、次第に、国民(=民主党政権を生んだ愚民)は小沢を許せなくなっているのだ。
(2010/02/03)
鳩山の良いところ(もち、逆説ですよ)は、心底、短絡的な「仲良しの輪」を広げようとしていることです。
だから、普天間基地移設問題では、社民党の反対に遭い、現実的な方針に踏み出せない。
「在日」外国人参政権問題では、国民新党の目を最後まで窺わなくてはならない。
それらが、あの、鳩山の挙動不審な定まらない視点、(並列すべきではないが)定まらない行動を生んでいる。
鳩山を首相にすえている限りは、民主党はグダグダのままだ。
それで良し! と思うのだが、それでは日本のためにはならない。
しかし、民主党政権を生んでしまった有権者にも、少しは痛い目を見てもらわなくちゃな。
◇
今朝の産経の記事。
【今日の突破口】ジャーナリスト・東谷暁 異常な外国人参政権法案(2010.2.3 03:12)
外国人参政権の危険性について語っていて、興味深いのだが、面白い言葉を知ったので、そこのところを抜き出したい。
<・・・(外国人参政権について)
・・・外交のリシプロシティ(互恵性)からの議論である。リシプロシティとは、こちらが何かをしてあげたら、相手も何かをしてくれる。逆に、相手が何かをしてくれるなら、こちらも何かをしてあげるという関係で、外交によらず人間社会の付き合い方の原理といってよいだろう。
いまの外国人参政権法案は、一方的に日本が外国人に対して地方参政権を与えるというもので、相手の国籍がどこでもかまわないという、まったくリシプロシティの原理を踏み外したものというべきだ。日本がある外国人に参政権を与えたとしても、その本国が日本人に対しても同等の権利を与えてくれるか、あるいは与えてくれる見込みがなければ、リシプロシティは成立しない。
ましてや、相手国が日本と政治体制が大きく異なる場合などは、同じ「市民的権利」といっても内容が著しく違う。法案賛成派のなかには、世界ではすでに約40カ国が外国人に地方参政権を与えていることを根拠とするが、その多くがEU域内国相互のことであり、政治体制も近似していれば、市民の価値観も似ている。
日本にいま多くの移住者を送り込んでいる近隣国は、はたして日本人に同等の参政権を与えてくれるのだろうか。また日本と政治体制が類似で、市民の価値観も似ているといえるのだろうか。・・・>
◇
私は、鳩山の外交の全ては、この「リシプロシティ」の欠如にあると思うのだ。
民主党の集票にしかならない外国人参政権はもとより、国会を通すこともなく鳩山が勝手に決めた「温暖化ガス90年比25%削減」案が分かりやすかろう。
いや、日本人の美徳として、「無償の愛」がある。
が、それは、恋愛相手や家族一族(その最大の公約数は「国」)・親友に対して行われ得るものでしかない。
また、圧倒的な奇禍に遭われた方々(例えば、現在の地震禍のハイチ)への支援も、日本国民は誰も文句は言わないよ、なぜならば、それは日本人の美徳だからだ。
だけど、真っ当な想像力を持った人間ならば、在日中国人や在日朝鮮人に選挙権を与えたら、災いしか起こらないことを知っている。
勝手に自国だけで、温暖化ガス削減を決めたら、自国だけが税金支出のビハインドを蒙ることを、真っ当な人間は知っている。
そんな「鴨ネギ」に、純粋な「ギブ・アンド・テイク」を実行する他国はない。
◇
鳩山が、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」を気取るのも良い。
しかし、それに、国民を巻き込まないで欲しい。
鳩山由紀夫に「リシプロシティ」がない、のは、「イマジネーション(想像力)」がないからだ。
いや、本当は、「ただのバカ」とも思えるのだが、
これまでの人生の中で、お母さんから6億円のおこづかいを貰ってきたりと、「無償の愛」に恵まれてきて、また、自分の家が裕福で、それが当然だったから、他人が、その裕福さ目当てに「有償の愛」を向けていたことに気づかない。
更に、世の中の多くの人間が、鳩山家のような「裕福さ」を疎んでいると言う想像力もなく、
国際外交において、鳩山のような人間が、「搾り取れるだけ搾り取れる対象=金づる」でしかないことにも想像が行き渡らない。
国のリーダーは、「国民のためだけの守銭奴」と言う発想が、鳩山にはない。
国民は非情でもある。
小沢が、「岩手のための守銭奴」ならば許せるのである。
だが、小沢は、「岩手をダシにした守銭奴」だったのである。
だから、次第に、国民(=民主党政権を生んだ愚民)は小沢を許せなくなっているのだ。
(2010/02/03)