☆私は大の「少年ジャンプ」好きで、『ワンピース』に代表されるような大河バトル漫画を毎週楽しみに読んでいる。
少年ジャンプは、そんな熱い作品を幾つか揃えていて、私を魅了し続ける。
だが、たまに、「少年ジャンプ」にはポツンと異質の新しい感性の作品が現われたりする。
それが、この『賢い犬リリエンタール(葦原大介著)』だ。
一見、とある家庭の仲間入りした「ドラえもん」的なキャラクター物語と思いきや、その作風は何とも不条理に充ちていて、
物語は、必ず、リリエンタールの特殊能力によって主人公らが「限定状況」に陥り、そこから脱出すると言う流れになっている。
この作者のデビュー作は、確か『ルーム303』とか言う、かなりハードな、密室状況からの脱出をテーマにしたホラー風味のミステリーで、
私は「才能は感じるが、こりゃ、ジャンプには合わない」と思ったものだが、その後、この「リリエンタール」の読みきりやアクション物などを描いて、次第に読み手が気軽に読めるタイプの作家になってきたようだ。
この連載が始まった当初、私は、そのリリエンタールのキャラが無垢すぎて、あまり面白いと思わなかったのだが、次第に、この作家が『ルーム303』で見せていたダークさを、不条理感たっぷりに、コメディと登場人物の魅力をうまく織り交ぜつつ表わしてきたので、最近、熱心な読者になっている。
昨日、そのコミックス第一巻が発売された。
私は、楽しく読んだ。
この作品、おそらく小学生の低学年が読んでも楽しめるだろう。
そして(私は特殊としても^^;)、大人が読んでも、その寓意性に、何がしかの魅力を感じることが出来るだろう。
読んでミソ^^
ヒロイン(なのか?)のテツコは、その飾り気のない名前も含めて、シンプルな線で描かれつつの、寂しがり屋の裏返しのクールさで可愛いぞ!!!
(2010/02/05)
少年ジャンプは、そんな熱い作品を幾つか揃えていて、私を魅了し続ける。
だが、たまに、「少年ジャンプ」にはポツンと異質の新しい感性の作品が現われたりする。
それが、この『賢い犬リリエンタール(葦原大介著)』だ。
一見、とある家庭の仲間入りした「ドラえもん」的なキャラクター物語と思いきや、その作風は何とも不条理に充ちていて、
物語は、必ず、リリエンタールの特殊能力によって主人公らが「限定状況」に陥り、そこから脱出すると言う流れになっている。
この作者のデビュー作は、確か『ルーム303』とか言う、かなりハードな、密室状況からの脱出をテーマにしたホラー風味のミステリーで、
私は「才能は感じるが、こりゃ、ジャンプには合わない」と思ったものだが、その後、この「リリエンタール」の読みきりやアクション物などを描いて、次第に読み手が気軽に読めるタイプの作家になってきたようだ。
この連載が始まった当初、私は、そのリリエンタールのキャラが無垢すぎて、あまり面白いと思わなかったのだが、次第に、この作家が『ルーム303』で見せていたダークさを、不条理感たっぷりに、コメディと登場人物の魅力をうまく織り交ぜつつ表わしてきたので、最近、熱心な読者になっている。
昨日、そのコミックス第一巻が発売された。
私は、楽しく読んだ。
この作品、おそらく小学生の低学年が読んでも楽しめるだろう。
そして(私は特殊としても^^;)、大人が読んでも、その寓意性に、何がしかの魅力を感じることが出来るだろう。
読んでミソ^^
ヒロイン(なのか?)のテツコは、その飾り気のない名前も含めて、シンプルな線で描かれつつの、寂しがり屋の裏返しのクールさで可愛いぞ!!!
(2010/02/05)