☆民主党政権誕生前後、岡田克也外相は、反小沢として名が通っていたと思う。
本人もなかなか威勢が良かったと記憶する。
しかし、小沢独裁が徹底されるに及び、次第に、その反「将軍様」意識は霧消する。
そして、お次は、民主党の党是「日本国解体」に向けて、威勢が良くなる。
天皇陛下の国会開会のお言葉に難癖をつけたのもこの頃だろう。
だが、そんな威勢も、外相となって、アメリカとの普天間基地移設問題で消沈する。
「日本国解体」とは、中国や半島に、日本国土を友愛を持って強奪させることである。
しかし、そこに、日米同盟の半世紀の歴史が重くのしかかった。
その顔は、次第に焦燥の度合いを濃くしていく。
そして、こんなニュースがあった。
《岡田外相、外国人参政権で明言避ける 韓国外相「普天間問題に関心」(2010.2.12 00:18)》
<【ソウル=水沼啓子】韓国を訪問中の岡田克也外相は11日、ソウル市内で柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と会談した。
会談で柳外交通商相は、日本の永住外国人に地方参政権を付与する法案について「期待している」と表明。岡田外相は「政府として検討中だ」と述べるにとどまった。法案について民主党の小沢一郎幹事長は昨年12月の訪韓の際、「政府の提案として出すべきだ。通常国会で現実になるのではないか」と語っている。
会談後の共同記者会見で柳外交通商相は米軍普天間飛行場移設問題に触れ、在日米軍基地が北東アジアの平和と安定に重要な役割を果たしているとし、「円満な解決を期待する」と強調。「韓国政府としても大きな関心を持っている」と述べた。天皇陛下の訪韓について岡田外相は「諸般の事情を踏まえ慎重に検討していきたい」と答えた。
会談では、北朝鮮の核問題に関し日韓が6カ国協議の早期再開に向け努力していくことを確認。北朝鮮が求める米国との平和協定交渉や制裁解除には非核化実施が前提との認識で一致した。また、中断している日韓経済連携協定(EPA)交渉の再開に向けて努力していくことでも合意。李明博(イ・ミョンバク)大統領も岡田外相と会談で、その必要性を強調した。>
これらのニュースで映し出される岡田の悪相は、もう極まっている。
でもね、安心してくれ、少なくとも、イ・ミョンバクは、普天間の基地移設は賛成だよ。
オバマも、イ・ミョンバクも、各国のリーダーは、例え、リベラルであっても、すべからく、自国の国益が前提としてある。
それは、悪名高きノムヒョンであってもそうだ。
国防に関しては、現実問題として、アメリカと協力するしかなかった。
だから、外国人参政権は「期待する」なのだろうが・・・。
今、岡田克也は、好き勝手言っていた民主党政権誕生直後とは、その発言が変わってきている。
外相として、少し、民主党のフィルターを通していない国際外交の「現実」に目覚めたからだ。
今、岡田克也は、多くの決断の狭間にいる。
狭間にいると言うことは、悩まされていると言うことだ。
小沢や鳩山の妄想と、世界の現実との狭間に、だ。
それが、あの無表情の、落ち窪んだ、艶のない、虚ろな悪相に表われている。
(2010/02/12)
本人もなかなか威勢が良かったと記憶する。
しかし、小沢独裁が徹底されるに及び、次第に、その反「将軍様」意識は霧消する。
そして、お次は、民主党の党是「日本国解体」に向けて、威勢が良くなる。
天皇陛下の国会開会のお言葉に難癖をつけたのもこの頃だろう。
だが、そんな威勢も、外相となって、アメリカとの普天間基地移設問題で消沈する。
「日本国解体」とは、中国や半島に、日本国土を友愛を持って強奪させることである。
しかし、そこに、日米同盟の半世紀の歴史が重くのしかかった。
その顔は、次第に焦燥の度合いを濃くしていく。
そして、こんなニュースがあった。
《岡田外相、外国人参政権で明言避ける 韓国外相「普天間問題に関心」(2010.2.12 00:18)》
<【ソウル=水沼啓子】韓国を訪問中の岡田克也外相は11日、ソウル市内で柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と会談した。
会談で柳外交通商相は、日本の永住外国人に地方参政権を付与する法案について「期待している」と表明。岡田外相は「政府として検討中だ」と述べるにとどまった。法案について民主党の小沢一郎幹事長は昨年12月の訪韓の際、「政府の提案として出すべきだ。通常国会で現実になるのではないか」と語っている。
会談後の共同記者会見で柳外交通商相は米軍普天間飛行場移設問題に触れ、在日米軍基地が北東アジアの平和と安定に重要な役割を果たしているとし、「円満な解決を期待する」と強調。「韓国政府としても大きな関心を持っている」と述べた。天皇陛下の訪韓について岡田外相は「諸般の事情を踏まえ慎重に検討していきたい」と答えた。
会談では、北朝鮮の核問題に関し日韓が6カ国協議の早期再開に向け努力していくことを確認。北朝鮮が求める米国との平和協定交渉や制裁解除には非核化実施が前提との認識で一致した。また、中断している日韓経済連携協定(EPA)交渉の再開に向けて努力していくことでも合意。李明博(イ・ミョンバク)大統領も岡田外相と会談で、その必要性を強調した。>
これらのニュースで映し出される岡田の悪相は、もう極まっている。
でもね、安心してくれ、少なくとも、イ・ミョンバクは、普天間の基地移設は賛成だよ。
オバマも、イ・ミョンバクも、各国のリーダーは、例え、リベラルであっても、すべからく、自国の国益が前提としてある。
それは、悪名高きノムヒョンであってもそうだ。
国防に関しては、現実問題として、アメリカと協力するしかなかった。
だから、外国人参政権は「期待する」なのだろうが・・・。
今、岡田克也は、好き勝手言っていた民主党政権誕生直後とは、その発言が変わってきている。
外相として、少し、民主党のフィルターを通していない国際外交の「現実」に目覚めたからだ。
今、岡田克也は、多くの決断の狭間にいる。
狭間にいると言うことは、悩まされていると言うことだ。
小沢や鳩山の妄想と、世界の現実との狭間に、だ。
それが、あの無表情の、落ち窪んだ、艶のない、虚ろな悪相に表われている。
(2010/02/12)