懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家  鏡野町越畑

2011年09月24日 | 茅葺き民家
岡山県鏡野町越畑

鏡野町越畑は岡山県のふるさと村に昭和50年に指定された。
ふるさと村は昔の農村風景が残されている地域を選び農村振興のために設定された。制定されて10年や15年は興味もあり訪れる人もあったが茅葺民家も個人では維持が出来ずトタンを貼った。次第に客も減り民宿や店屋も閉めている。
行政の旗振りをやった人も定年や移動でいなくなり、財政難で経費を大幅削減されている。
リピーターがくるための企画やイベントを手を替え品を替えてやらないと何十年も継続するのは難しい。自然と農村だけがあればいいという人と土産売り場や特産品や自然を利用した遊びがないといやという人がいる。
気まぐれで移り気な客を相手にするのは難しいものだ。観光客と猫の糞は新しい土地を好むし。