
倉敷の古い町並み地区は地元では美観地区と呼ばれている。
少しは撮影したと思うがネガを探したが残っていない。
私が倉敷に住み始めた頃は美観地区にはほとんど店はなかった。
一軒文具店があった。その写真を探しているのだが見つからない。
美観地区の東の方の川沿いを着物姿の女性が歩いている写真があった。
川に降りる階段は雁木と呼ばれている。雪国の雪よけ歩道用屋根も雁木というが、階段の雁木は雁の
渡りの姿から名づけられたものと思われる。
数年前この階段部や石垣を補修した時に雁木の石を新しいのに取り換えた。元のに復元しろとクレームがついて元の石に復元したと新聞に載っていた。
石に割れなどもあり取り換えたと思うが石に落ち着きがなく指摘を受けたものとおもう。
港湾も雁木は少なくなっている。映画監督の大林宣彦氏は尾道出身で尾道を舞台に作品を撮っている。
尾道の港に三段だけ雁木を残してある。今後残すべき風景として大林氏が強く要望したと言われている。