懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 - 57 めわらの乗る屋根 その3

2014年11月18日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県賀陽町

めわらの乗った屋根の最終回、昭和48年に撮影した清音村の茅葺き民家にはめわらが乗っていた。メワラの乗った民家はどこ範囲にあったか昔の写真を参考に調べてみたいものだ。
昭和40年代ならば茅葺き民家は沢山残っていたと思う。
田舎の集落もそれなりに維持出来ていたと思う。しかし、人々の生活が豊かになり農業所得だけでは暮らせなくなった。
家の持ち物を撮った写真集がある。東京は住むところは狭いが電化製品などは沢山もっている。中国の山間部の暮らしは貧しく電化生活はほとんどないが生活は豊かで満足していると言っていた。10年後、中国の山地にも文化的な生活が押し寄せた。電化製品も生活に入ってきた。同じ人に今の生活を聞いたら不満だという。金を稼いでいい暮らしをしたいという。

私が撮影した集落はいまはどうなっているであろうか地方創生と言っているが地に着いた施策が行われるか注目したいところだ。