懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,175 大分玖珠町の茅葺き民家

2014年11月20日 | 日本茅葺紀行
大分県玖珠町周辺も火山が多い。屋島を何倍か大きくしたような平らな万年山(はねやま)もある。
鶴見岳から由布岳、九重山、阿蘇山へと九州の火山帯が遥か続く
それでも火山帯の山には杉などの植林をしている。小さな噴石は水はけはいいし水を保水するので木は育つのであろうか。
近くの日田などは杉の産地でもある。
それに引き換え火山岩の花崗岩地帯は植林に向かないようだ。広島から岡山、兵庫南部は花崗岩地帯、巨岩のあるところは土地がやせている。乾燥に強い黒松などの灌木が続く。

玖珠町の民家は杉皮で葺かれている。黒くて乾いていても黒く写る。雨の日には暗すぎて上手くとれない。
そにしても山麓の斜面に集落が広がり長閑な風景である。
どこにでも見られる日本の風景である。