懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 塀ののある家

2015年11月12日 | 茅葺き民家
撮影場所 京都府旧園部町

関西地方の茅葺民家は昔ながらの塀のある家が多い。
塀だけでも金が掛かっている。
東北の茅葺民家は立派な家でも塀のある家はすくないように思う。
土地の広さか密集度の違いかとおもったがそうでもないようだ。
関西圏は生活レベルが高かかったのであろうか。

塀はプライバシーを守るためと境界区分をはっきりする、防犯の意味合いもあった。
生垣で家の周りを囲むところもある。
房総半島の外房の槙囲いの集落は素晴らしい。長生村だったと思う茅葺民家もあったが雨の夕暮れでいい写真がない。それから二度と訪れていない。

塀と生垣について地域の違いによる特徴を観察したい。カラー写真も少ないのでデジカメで意識して撮っておきたい。いつか日本茅葺紀行として写真展をしたい。塀、生垣のあるある民家も一つのテーマでもある。