11月7日にあった、決勝戦は興奮しまくりでなかなか寝付かれず。
心臓の手術をしているので、興奮はしないようにと町医者にはいわれている。
スポーツは結果を見てビデオでみろと言う。
スポーツを結果を見てから、そんなアホな。
スポーツの3S(スピード、スリル、スピリット) 結果を知ってではスリルが味わえない。
どんな筋書きで終わるのか、どんな展開になるのか、その一瞬一瞬が面白い。
歳を取れば感動するもの、涙するもの、興奮するもの、大笑いするものをテレビ、ラジオ、書物、会話で得ようとしている。一日一笑、という言葉もある。
女房しかいない時は、人にはばからず感情を剥きだしにすることだろう。
科学的にどれ程の効果があるかわからないが、信じる事であろう。
ボケた人は笑いがない、感動もしない。
井上とドネアの戦い凄いテクニックと強力なパンチの応酬、クリンチはほとんどない。終われば二度もお互いの健闘を称えあう。
井上はいつもの井上では無かった。レジェンド ドネアに緊張していた。
しかも、2Rに出血、血が眼に入ると二重に見える。鼻血もでて呼吸が苦しい。
眼の上を出血したら9割以上は負ける。何時ドクターストップがかかるか分からない。
私も井上の負けを想像した。
絶対的にドネアが有利となった。しかし、井上の勝ちへの執念が勝っていた。
判定もアメリカの審判は1ポイント差、パナマの審判は8ポイント差
1ポイント差は無いだろう。レフリーもおかしいと文句をいう人もいた。
井上が負けていたら日本国民は憤慨していただろう。
喉はカラカラ、心拍数は速くなる。凄い試合であった。
アクシデントに見舞われても、集中力を切らさず戦法を模索して逆襲するのが真のチャンピオンである。