懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

WBSSボクシング バンタム級決勝 井上尚弥-ドネア

2019年11月09日 | 日記
11月7日にあった、決勝戦は興奮しまくりでなかなか寝付かれず。
心臓の手術をしているので、興奮はしないようにと町医者にはいわれている。
スポーツは結果を見てビデオでみろと言う。

スポーツを結果を見てから、そんなアホな。
スポーツの3S(スピード、スリル、スピリット) 結果を知ってではスリルが味わえない。
どんな筋書きで終わるのか、どんな展開になるのか、その一瞬一瞬が面白い。

歳を取れば感動するもの、涙するもの、興奮するもの、大笑いするものをテレビ、ラジオ、書物、会話で得ようとしている。一日一笑、という言葉もある。
女房しかいない時は、人にはばからず感情を剥きだしにすることだろう。
科学的にどれ程の効果があるかわからないが、信じる事であろう。
ボケた人は笑いがない、感動もしない。

井上とドネアの戦い凄いテクニックと強力なパンチの応酬、クリンチはほとんどない。終われば二度もお互いの健闘を称えあう。
井上はいつもの井上では無かった。レジェンド ドネアに緊張していた。
しかも、2Rに出血、血が眼に入ると二重に見える。鼻血もでて呼吸が苦しい。
眼の上を出血したら9割以上は負ける。何時ドクターストップがかかるか分からない。
私も井上の負けを想像した。
絶対的にドネアが有利となった。しかし、井上の勝ちへの執念が勝っていた。
判定もアメリカの審判は1ポイント差、パナマの審判は8ポイント差
1ポイント差は無いだろう。レフリーもおかしいと文句をいう人もいた。
井上が負けていたら日本国民は憤慨していただろう。
喉はカラカラ、心拍数は速くなる。凄い試合であった。

アクシデントに見舞われても、集中力を切らさず戦法を模索して逆襲するのが真のチャンピオンである。


蒸気機関車 肥薩線のC56型

2019年11月09日 | 蒸気機関車
撮影場所 鹿児島県、肥薩線吉松付近
廃止になった、山野線に向けて貨物を運ぶC56型蒸気機関車。
踏切でお婆さんが列車の通過を待つ。

この当時から赤字路線で将来廃止が予想される路線は経営指数が悪く分かっていた。
蒸気機関車の廃止だけを、追うのではなく路線の廃止にも目を着けて撮影すべきであった。
鹿児島県も枝線の多くは廃線になった。
北九州の炭鉱路線は姿を消し、北海道のオホーツク沿線はほとんど姿を消した。

自分の生きた時代、写真に残っていれば思い出すが、人生の2万5⃣千日以上の日々は忘れた事が多い。人生は記録である。写真であれ絵画であれ日記、スクラップに残していないと時代の変遷が読み解けない。
こんな人生の記録を残しても、子供や家内は興味もなく
見もしないが、晩年に自分一人でじっくり見てみたいものだ。
しかし、まったくの他人で興味のある人が何人も自宅に見に来た事がある。
いまとなっては撮れない、蒸気機関車や昭和の古い町並みの写真。
写真も興味のない人にはゴミだが興味のある人にはお宝である。