防災知識の確認
今年の特定疾患(難病)の更新に市の保健所に行った時、手続きが終わり防災知識の確認と避難問題の質問があった。
昨年の西日本豪雨で多数の被害者を出したので、機会を捉えて防災知識と意識の向上をはかっているだろう。
質問はつぎのとおりであった。
1.ハザードマップは見た事があるか
2.ハザードマップは分かりやすいところに置いてあるか
3.貴方の住むところの浸水する深さはいくら、地震の液状化の危険度は
4.水害の避難場所はどこ、適さない避難場所はどこ
5.避難生活で困る事はその対策は?
6.豪雨や台風、地震の情報は何から得ているか
困る事は何かと聞かれた。
- ベッドでないと乗り移りが出来ない段ボールベッドでもあるだろうか
- 導尿をしているので水道が断水すれば洗浄水を自分でペットボトルに確保する必要がある。洗浄用具も工夫しないといけない。
- トイレは洋式でないとできない、あるだろうか。
- 体育館は階段があると思う。車椅子ごと持ちあげてもらえるか
回答 避難勧告がでれば避難所が開設され人員も配置される。男性三人で持ちあげる事になる。避難所には食料、飲料水、毛布も集まるので避難所に来てほしい。
私のような身体障害者は自宅も地獄、避難も地獄だと思う。ケースによってはいっそ命を絶った方が楽かもしれない。避難所で絶望して命を絶った老人が沢山いた。
その他 関連事項
- 今回の台風19号で堤防決壊での移動は車を流され命を落とす。
- 自分の地域の川の堤防は雨量何mmで越流、決壊するか知っておく
- ハザードマップは各都市のホームページのPDF版を見られる。
- 積算雨量は気象庁、国土交通省のホームページで見える。一級河川の水位と監視カメラは国土交通省、水と防災のホームぺージで見えるが台風19号の時はアクセス集中でダウンする。
- どの程度の雨量で内水氾濫するか知っておく。地下室の浸水対策、排水路の逆流対策を知っておく。
6. 毎年、新たな災害を体験する。防災は今や生きるすべになった。防災の教訓や避難行動を自分でマニュアル化しておく。