懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 急行ニセコ

2020年02月06日 | 蒸気機関車
撮影場所 北海道 長万部

C62型蒸気機関車の重連ニセコ発車
蒸気機関車は80km毎に給水が必要だ。時々給炭も必要である。
これに20分は停車して待たされる。立喰蕎麦を食べる時間はある。
電車ならば連続運転できるが、これか最大の欠点である。
まあ蒸気機関車は前時代の機関車で仕方ない。
14時すぎ出発の機関車、これより遅いと冬の北海道は暗くなる。
動く被写体を撮るのは最後の時間帯だった。

あの時代からすると技術の進歩は著しい。
中でも電子部品LSIが時代を大きく変えた。

私は定年になれば自分の撮影した、写真を自分でプリントしたアルバムを作る。
それをコタツで見ながら時代の移り変わりを振り返ろうと思っていた。
今はどうかアナログフィルムをデジタル化してパソコンなり大型テレビで見られるようになった。

人生はドラマだなあ

2020年02月06日 | 日記
人生はドラマだなあ

今年の別大マラソンで3位入賞の青山学院の吉田裕也選手の走りには感動した。
今年の箱根駅伝までは4年間箱根、出場なしで選手を終わる予定であった。当日になりメンバー変更で4区に抜擢され目覚ましい活躍で一躍注目された。
原監督が別大マラソンを最後と思い走らせた。
優勝と初マラソン記録更新はならなかったが、初マラソンで2時間8分30秒は立派だ。
初マラソンでサブテン(2時間10分切り)が難しいのにあっさりとやってのけた。
身長は大きくないがスリムでマラソン向きだ。MHPSの井上選手のような選手になる気がする。
 
箱根、別大マラソンを見ていてドラマチックだなあと感動した。
大相撲初場所で幕尻の33歳が優勝した。
無名で注目されていない選手が活躍するのは見ている人も感動が大きい。
人生はドラマだなあと思う。
吉田裕也選手は四年生で初めて箱根に出場した。
3年までに箱根に一度も出た事もない選手が就職で実業団が欲しがるはずはない。本人は陸上を止めて菓子メーカーのブルボンに就職する予定だった。
箱根の走りを見て陸連は陸上を止めずに、今後も走り続けられる環境を原監督や陸連が交渉するのではないか。
補欠で大学を終わる人生が、一気に陽の目を見る人生に変った。
努力した人は拾う神ありだ。
吉田選手との対話で原監督が涙を浮かべていた。自分が有望な選手を見殺しにするところだった。吉田選手の潜在能力を見抜けなかった反省もあるのか。
 
箱根駅伝や甲子園に出た人は、注目されるが思った程に活躍しない人もいる。
プロ野球もドラフト一位より育成選手で入った選手が活躍している。(ソフトバンク)
人生は諦める事はない。天満屋の前田穂南は高校駅伝は三年間補欠だがMGCではブッチギリで優勝した。オリンピックマラソンで二度メダルの有森裕子は高校、大学でも並みの選手でリクルートに就職するときに陸上選手では採用しない。事務員として採用と言われたが粘り強く交渉して選手として入社、マラソン金メダルの高橋尚子も大学から社会人になり伸びた。
誰とはいわんが天才とかホープと言われた選手が少しの挫折で潰れたのを幾度も見てきた。選手として潰れても解説者にタレントに頻繁に顔をだしす人もいる。