なんと!1年2か月ぶりのブログです。
まだ見てくれている人いらっしゃるかな?
さて。
先日ちょっと気になる映画を観ました。
SAMI BLOOD
というのも、今年に入ってから
サーミ族の伝統的なブレスレットづくりを
教えていただく機会があり、
はて、サーミ人ってどんな人たちなんだろうと
興味を持ったのがきっかけ。
STORY
忍び込んだ夏祭りで、あなたに恋をした―私を連れ出して
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1930年代、スウェーデン北部の
ラップランドで暮らす先住民族、
サーミ人は差別的な扱いを受けていた。
サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女
エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、
教師は「あなたたちの脳は
文明に適応できない」と告げる。
そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして
忍び込んだ夏祭りで都会的な少年
ニクラスと出会い恋に落ちる。
トナカイを飼いテントで暮らす生活から
何とか抜け出したいと思っていたエレは、
彼を頼って街に出た――。
</section>
↑ これが公式サイトに書かれているあらすじですが
少々おセンチがすぎるかな?
恋の要素はもっと薄かったように思います。
ムーミンの原作の話を知った時のように
北欧のダークサイドを見た気がしました。
日本でもアイヌ民族の問題がありましたが
まさに同じようなことが
北欧でもあったんですね。
映像に透明感があって美しい分、
内容の悲惨さをより冷たく
表現していたように思えました。
サーミ人は、北欧のラップランドと呼ばれる地域で
主にトナカイを放牧して生活している民族で、
このブレスもトナカイの革や
角を加工してつくったボタンなどが
使われています。
サーミ人がその価値を大切にしている
ピューター(錫)を
トナカイの革に刺繍して作るブレスと
幅広の革に穴をあけてそこに白い紐を通すように
刺してつくるブレス。
この技法はカレリア刺繍と呼ばれているそう。
生活に密着した
必然の中に生まれるデザイン。
今、気になって仕方ありません。