ネパールその光と翳写真展 見学

高校時代の息子の剣道部の友達のお父さんが所沢市役所のギャラリーで写真展をしているので見に行く。
毎年秋に剣道部の父兄が集まって懇親会をしている。その仲間たちと一緒。

いつも奥様と二人で出席していて仲の良いご夫婦だったが、奥様が９年前に亡くなり、しばらくは寂しそうだったけれど写真という趣味を見つけ、海外などにも写真を撮りに出かけているそうだ。
今回は初めての個展だそうです。海外での写真というと観光写真になってしまいがちだけれど、人、生活、街、暮らしなどを主に写したという。

日本人がカメラを向けると「あなたは何処の国の人？」と言う顔をして、振り向いた可愛い女の子など、おじいちゃんの目で見た暖かさがにじんでいる写真。

ネパールも若い人たちは町へ出稼ぎに行っていて残っているのは子どもとお年寄り
息子？から預かっている大事な孫の世話をしているのだろう。抱いているおじいさんのやさしそうな堀の深い顔。

お年寄りには重たい物はもてないので子どもが大きな荷物を肩にしょっている写真など。

出展作品の案内を見ているとそれぞれの写真が浮かんでくる。
生地屋の店先と言う写真は手織りが趣味の私には興味深かった。日本にはないような原色を使った華やかな織物。どんなところで、どんな人たちが織っているのだろうと思った。
Fさんの優しさ、厳しさのでている写真展でした。