みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

歌に思う

2007-04-18 22:09:55 | Weblog
読売新聞の引越しという投書欄に「案山子」を聞いて涙が止まらなかったというのが載っていた。

私と同じ人がいたのだと20?ねん前を思い出した。
長男が横浜の大学へ行くので家を出て行ったときに私もそんな思いをしたっけ!!

5歳まで横浜に住んでいたので大学を選ぶ時に「幼友達に会えるかもしれない」ということで横浜を受験し、幸いに合格し、クラブを決める時に高校まで剣道をしていたので行ってみたら幼友達のお兄さんがいたそうだ。

剣道は前に名前の付いた垂れをつけるので名前で解かったのだろう。
大学時代はその先輩にアルバイト等いろいろ世話になったらしい。

今まで家にいた息子がこれから4年間1人暮らしをするのかと思うと食事の時になると気になった。
洗濯物も1人分減り、干しながら「案山子」を聞いては「どうしているかな」

と思ったものだ。

毎月の生活費は家に顔を見せなさいという事で家に帰って来させた。2時間ほどの所なので、今ではそれは良かったと思っています。

歌の通りで元気でいるか。友達出来たかなと気になるものです。
なんだか私の気持ちをすっかり言い表しているようで良く聞いたものです。
今でも「案山子」を聞くと当時の事が思い出されて胸がキュンとなります。

息子にしては4年間家を離れての下宿生活、とても楽しかったようです。私も今では下宿をさせてよかったと思っています。食べ物には贅沢を言わなくなりましたから。

その息子も自分が家を離れた頃の年になる子供を持つ親になりました。
今度は息子がそんな思いをする番かもしれません。

コメント
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