カイラス山のコルラへ行く者、タルチョンで待機する者、
カトマンズまで戻ってしまう者、それぞれが別れを惜しんでいます。
カトマンズへ戻ってしまう中に、このグループ最年少の
インド人女性が3人います。
彼女たちのサリー姿はとても可愛かったです。
12:10分、やっとドラプク・ゴンパへ向けて出発する。
広い河原を上流へ向かって歩く。
それほどの傾斜もなく快適なトレッキングが続く。
私達の前を歩くグレゴリー達です。
静かにカイラス山の山頂が見守ってくれています。
ここからは南面が見えています。
途中、後ろから来るヤクに抜かれたり、
馬に乗って登っていく人に抜かれたりしながら
ゲリーと二人して調子よく歩く。
ヤクの背中は大きな荷物が満載されています。
ヤクは自分で判断して道を選んで歩いていきます。
利口なものですね!
右手にはカイラス山の頂が時々顔を出す。
カイラス山の山頂の手前にいろいろな形をした岩峰があり、
まるで、山頂を守っているように見えます。
そうだ、山頂が大日如来だとするとこれらの峰峰を含んで
曼荼羅を描いているように見える。
そう思ってみると一つ一つの岩峰が仏像のように見えるから不思議です。
このあたりは西面だと思います。
この姿を楽しみながら歩いていくと、先行していたグレゴリーと
ヴィジュヌーを抜いてしまいます。