大会2日目にして、いきなりの頂上ゴールの山岳ステージ、
「ブエルタ・ア・エスパーニャ 2013 第2ステージ」のレースレポ/感想。
◆ブエルタ・ア・エスパーニャ 2013 第2ステージ (頂上ゴール/山岳ステージ)
ニコラス・ロッシュ、キター!
残り1km手前でアタックしたコーニッヒに、
ロッシュとモレーノとポッツォヴィーヴォが反応して追いつき、
後続集団は総合有力所が軒並み居る事もあり他に誰も追わなかったので
勝負はこの4人に絞られたんですが、
残り500m手前でアタックしたポッツォヴィーヴォに、
残り300mくらいで追いついたロッシュが、
そのままスピードを緩める事無くペダルを踏み続けて後ろと一気に差を拡げて、
ゴール前が下り基調だったのも功を奏し、
あまり失速する事無くゴールまで逃げ切って、勝っちゃいましたよ!!
しかも、これが今年の初優勝であり、グランツールで初ステージ優勝ですよ!
父親が1987年にツールとジロと世界選手権の三つを制した…
…所謂「トリプルクラウン」を達成した偉大な選手なだけに、
期待度や有名度で言ったらかなり高い選手なんですが、
いかんせん父親が偉大過ぎるが為に、
常に比べられたり、過剰なプレッシャーが掛かったりで、
近年は期待以上の活躍が出来ずに苦しんでる節すらあったのですが、
今年はコンタドールのアシストとして良い仕事してたように、
調子が良さそうだったので、
ある程度の仕事はしてくれるとは思ってましたが、
まさか父親が出来なかったブエルタでのステージ優勝をするとは…
凄くドラマティックで何かカッコイイですね!オメー!!
チームのエースでは無いのでしょうが、
これで総合で2位になりましたし、調子も良さそうなだけに、
父親が出来なかったブエルタでの総合優勝も期待していいのかも…もし出来たら映画化決定だなw
あと、ロッシュがゴール直後に、
我等が中野マッサーと喜びを分かち合ってる映像が映り、
なんか日本人的に嬉しかった&興奮したw
マイヨロホのブライコヴィッチは粘ったものの遅れてしまったので、
トップから14秒遅れの集団でゴールしたチームメイトのニーバリに移りました。
ニーバリは普通に調子が良さそうですし、
インタビュー映像見る限り、怖いくらいに冷静沈着な雰囲気で不気味ですね…
メディアの評判が一番高い理由がちょっと分かった気がする。
ホアキンやバルベルデはニーバリの集団より2秒早いタイムでゴールしましたが、
個人的に応援してたアントンとSサンチェス、
そしてスカイのエースのモントーヤが大きく遅れちゃいましたよ…
エウスカルテル的にはニエベがまだ上位に居るとはいえ、
力的に総合優勝は残念ながら厳しいんだよな…
ただステージ優勝は全然狙えるだけに、ステージ優勝には期待してます。
スカイはこれで皮肉にも、
移籍が決まってるウランをエースにせざるを得ない展開になりましたね…
チームとしては複雑な心境だろうねw
ニーバリのグループでゴールした41才のホーナーさん調子良さそうですね!
個人的にホーナーさんは頼りになる兄貴分な感じで格好良くて好きなんで応援してますよー!
あとウリッシがどこまで走れるかも楽しみですし、
ツールでは全く良い所が無かったピノがどこまで調子戻してるかも楽しみ。
今年も去年に引き続き積極的に逃げに乗ったアラメンディアはナイスガッツ!
モビスターに移っても強烈な牽きは健在のシュミットさんマジぱない!
後半素晴らしい牽きを見せたエラダと共にバルベルデには心強い存在でしょうね。
ちなみに、いつもは暗い色のイメージが強いスペインの風景ですが、
今日は海岸沿いも走りましたし、放送クオリティーが高くなったのもあり、
何か映像が華やか&鮮やかで綺麗&カラフルでしたw
まぁ、12分あった逃げと集団との差が、いきなり2分と表示されたり、
計算に戸惑ったのかマイヨロホの表彰が最後に回されたりしてたので、
いつもの緩い感じのブエルタクオリティーは健在ですけどねwwwよいよいwww
ブエルタ・ア・エスパーニャ2013第2ステージ結果
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 4h37'09"
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) +02"
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +06"
4位 レオポルド・コーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +11"
5位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +12"
6位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)
7位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
8位 イヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング) +14"
9位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)
10位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング)
11位 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)
12位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ)
13位 クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)
14位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)
15位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・レオパード)
16位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
17位 バルトス・フザルスキー(ポーランド、ネットアップ・エンドゥーラ)
18位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、サクソ・ティンコフ)
19位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)
20位 イヴァン・サンタロミータ(イタリア、BMCレーシングチーム)
29位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ) +27"
40位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +47"
60位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、スカイプロサイクリング) +2'41"
65位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
67位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +2'55"
敢闘賞
アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・シャープ)
個人総合成績(マイヨロホ)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h07'22"
2位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) +08"
3位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・レオパード) +10"
4位 クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)
5位 ロベルト・キセロフスキー(クロアチア、レディオシャック・レオパード)
6位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +22"
7位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、レディオシャック・レオパード) +27"
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
9位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +32"
10位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、サクソ・ティンコフ)
プントス(ポイント賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 25pts
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) 20pts
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) 16pts
モンターニャ(山岳賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 10pts
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) 6pts
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) 4pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 4pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) 20pts
3位 レオポルド・コーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) 20pts
チーム総合成績
1位 レディオシャック・レオパード 14h22'18"
2位 サクソ・ティンコフ +08"
3位 ネットアップ・エンドゥーラ +46"
「ブエルタ・ア・エスパーニャ 2013 第2ステージ」のレースレポ/感想。
◆ブエルタ・ア・エスパーニャ 2013 第2ステージ (頂上ゴール/山岳ステージ)
ニコラス・ロッシュ、キター!
残り1km手前でアタックしたコーニッヒに、
ロッシュとモレーノとポッツォヴィーヴォが反応して追いつき、
後続集団は総合有力所が軒並み居る事もあり他に誰も追わなかったので
勝負はこの4人に絞られたんですが、
残り500m手前でアタックしたポッツォヴィーヴォに、
残り300mくらいで追いついたロッシュが、
そのままスピードを緩める事無くペダルを踏み続けて後ろと一気に差を拡げて、
ゴール前が下り基調だったのも功を奏し、
あまり失速する事無くゴールまで逃げ切って、勝っちゃいましたよ!!
しかも、これが今年の初優勝であり、グランツールで初ステージ優勝ですよ!
父親が1987年にツールとジロと世界選手権の三つを制した…
…所謂「トリプルクラウン」を達成した偉大な選手なだけに、
期待度や有名度で言ったらかなり高い選手なんですが、
いかんせん父親が偉大過ぎるが為に、
常に比べられたり、過剰なプレッシャーが掛かったりで、
近年は期待以上の活躍が出来ずに苦しんでる節すらあったのですが、
今年はコンタドールのアシストとして良い仕事してたように、
調子が良さそうだったので、
ある程度の仕事はしてくれるとは思ってましたが、
まさか父親が出来なかったブエルタでのステージ優勝をするとは…
凄くドラマティックで何かカッコイイですね!オメー!!
チームのエースでは無いのでしょうが、
これで総合で2位になりましたし、調子も良さそうなだけに、
父親が出来なかったブエルタでの総合優勝も期待していいのかも…もし出来たら映画化決定だなw
あと、ロッシュがゴール直後に、
我等が中野マッサーと喜びを分かち合ってる映像が映り、
なんか日本人的に嬉しかった&興奮したw
マイヨロホのブライコヴィッチは粘ったものの遅れてしまったので、
トップから14秒遅れの集団でゴールしたチームメイトのニーバリに移りました。
ニーバリは普通に調子が良さそうですし、
インタビュー映像見る限り、怖いくらいに冷静沈着な雰囲気で不気味ですね…
メディアの評判が一番高い理由がちょっと分かった気がする。
ホアキンやバルベルデはニーバリの集団より2秒早いタイムでゴールしましたが、
個人的に応援してたアントンとSサンチェス、
そしてスカイのエースのモントーヤが大きく遅れちゃいましたよ…
エウスカルテル的にはニエベがまだ上位に居るとはいえ、
力的に総合優勝は残念ながら厳しいんだよな…
ただステージ優勝は全然狙えるだけに、ステージ優勝には期待してます。
スカイはこれで皮肉にも、
移籍が決まってるウランをエースにせざるを得ない展開になりましたね…
チームとしては複雑な心境だろうねw
ニーバリのグループでゴールした41才のホーナーさん調子良さそうですね!
個人的にホーナーさんは頼りになる兄貴分な感じで格好良くて好きなんで応援してますよー!
あとウリッシがどこまで走れるかも楽しみですし、
ツールでは全く良い所が無かったピノがどこまで調子戻してるかも楽しみ。
今年も去年に引き続き積極的に逃げに乗ったアラメンディアはナイスガッツ!
モビスターに移っても強烈な牽きは健在のシュミットさんマジぱない!
後半素晴らしい牽きを見せたエラダと共にバルベルデには心強い存在でしょうね。
ちなみに、いつもは暗い色のイメージが強いスペインの風景ですが、
今日は海岸沿いも走りましたし、放送クオリティーが高くなったのもあり、
何か映像が華やか&鮮やかで綺麗&カラフルでしたw
まぁ、12分あった逃げと集団との差が、いきなり2分と表示されたり、
計算に戸惑ったのかマイヨロホの表彰が最後に回されたりしてたので、
いつもの緩い感じのブエルタクオリティーは健在ですけどねwwwよいよいwww
ブエルタ・ア・エスパーニャ2013第2ステージ結果
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 4h37'09"
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) +02"
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +06"
4位 レオポルド・コーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +11"
5位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +12"
6位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)
7位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)
8位 イヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング) +14"
9位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキンプロサイクリング)
10位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング)
11位 ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)
12位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ)
13位 クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)
14位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)
15位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・レオパード)
16位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
17位 バルトス・フザルスキー(ポーランド、ネットアップ・エンドゥーラ)
18位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、サクソ・ティンコフ)
19位 ミケル・ニエベ(スペイン、エウスカルテル)
20位 イヴァン・サンタロミータ(イタリア、BMCレーシングチーム)
29位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ) +27"
40位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ) +47"
60位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、スカイプロサイクリング) +2'41"
65位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
67位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、アスタナ) +2'55"
敢闘賞
アレックス・ラスムッセン(デンマーク、ガーミン・シャープ)
個人総合成績(マイヨロホ)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h07'22"
2位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) +08"
3位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・レオパード) +10"
4位 クリストファー・ホーナー(アメリカ、レディオシャック・レオパード)
5位 ロベルト・キセロフスキー(クロアチア、レディオシャック・レオパード)
6位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +22"
7位 ベン・ヘルマンス(ベルギー、レディオシャック・レオパード) +27"
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
9位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +32"
10位 ロマン・クロイツィゲル(チェコ、サクソ・ティンコフ)
プントス(ポイント賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 25pts
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) 20pts
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) 16pts
モンターニャ(山岳賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 10pts
2位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ) 6pts
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) 4pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、サクソ・ティンコフ) 4pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) 20pts
3位 レオポルド・コーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) 20pts
チーム総合成績
1位 レディオシャック・レオパード 14h22'18"
2位 サクソ・ティンコフ +08"
3位 ネットアップ・エンドゥーラ +46"