イタリアの軍隊まで駆けつけて除雪作業をして行われた、
今年のジロで最大の山岳コースでゴール地点が吹雪だった、
「ジロ・デ・イタリア 2013 第20ステージ」のレースレポ/感想。
◆ジロ・デ・イタリア 2013 第20ステージ (山岳ステージ)
ニーバリ、キター!!
アスタナの完璧な集団コントロールから、
残り3km手前でニーバリ自ら、
まず「ジャブ」的なアタックをして、
集団のペースをさらに上げて
エヴァンスやスカルポーニが遅れ、
マイカ、ウラン、ベタンクールなどの、
数人の選手だけは反応して付いたのですが、
そこから繰り出した二度目の、
「KO狙いのストレート」のようなアタックには誰も付いていく事が出来ず、
単独で先行していたカペッキを一気にかわして独走し始め、
寒さとアルコールで変なテンションになって裸になってる人も居た、
興奮するギャラリーを殴る事無く冷静に「ハイハイ分かったから」って感じで、
静かに手で押しやりながらw
最後まで力強い走りで逃げ切って、
雪が降りしきる中、
ガッツポースを作りながらゴールしましたよ。強い!!!
守りに入ってもいい中で、
自分から仕掛けて逃げ切ってステージ優勝とか、
今年のニーバリの強さを決定付ける&マリアローザに相応しい素晴らしい走りでした。オメー!!
山岳個人TTの時にも書いたけど、
この圧倒的な強さはコンタドールを髣髴とさせるんで、
将来、ツールも獲るでしょうね
2位はドゥアルテ、
3位には眉毛に雪が積もりながらも先頭に立って、
後続とタイム差付けるために頑張ったウランが入り、
4位には途中でメカトラで遅れたので、
追いつくために余計な足を使ったのもあり、
途中で遅れそうになりながらも、
何とか喰らい付いたベタンクールが入りました。
ですので、
エヴァンスが遅れたのもあり、
ウランが総合で2位に上がりましたし、
ベタンクールがマイカを再び抜いて新人賞を奪い返しましたよー!
表彰式ではやりきった感溢れる、
弾ける笑顔でガッツポーズをしてたように、凄く嬉しそうでした。
常に積極的&攻撃的な走りを見せてましたし、
顔は生意気そうだけどイケメンという事で日本でも人気出そうですねw
今日のステージの2位~4位がコロンビア人という事で、
改めてコロンビア人の躍進が目立つ結果になったのは実に興味深く、
将来グランツールを制するコロンビア人が出る事を予感させますね。楽しみ!
エヴァンスは遅れたけど、スカルポーニも遅れたので、
何とか表彰台圏内である3位は守りました。
ポイント賞は今日優勝したニーバリに移ったものの、
明日が平坦ステージという事もあり、
今日もスプリントポイントでポイントを稼いだ
カヴが明日勝って決めてくれそうですね。wktk!
ちなみにカヴが今日の一つ目のスプリントポイント獲りに行った時に、
競う理由が無いヴィーニの選手が何故か勝負しに来て、
カヴにかなり怒られた後に、
さらにクイックステップの選手に長い間説教受けてて吹いたww
半笑いだったから冗談のつもりだったかもですが、
去年1ポイント差でカヴはポイント賞を獲れなかっただけに、あれは怒られても仕方ないww
あとレース関係ないけど、
車椅子でゴール地点に来た人は凄かったな!
レース見た後だと余計に凄さが分かるだけに、
個人的に今日の敢闘賞は彼に渡したいですw
つ敢闘賞
ジロ・デ・イタリア2013第20ステージ結果
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h27'41"
2位 ファビオ・ドゥアルテ(コロンビア、コロンビア) +17"
3位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +19"
4位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル) +21"
5位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +44"
6位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、アンドローニジョカトリ) +48"
7位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +54"
8位 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング) +58"
9位 ダルウィン・アタプマ(コロンビア、コロンビア) +1'00"
10位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +1'04"
個人総合成績
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 79h23'19"
2位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +4'43"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +5'52"
4位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ) +6'48"
5位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル) +7'28"
6位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ランプレ・メリダ) +7'43"
7位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +8'09"
8位 ベナト・インチャウスティ(スペイン、モビスター) +10'26"
9位 マウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ヴィーニファンティーニ) +10'32"
10位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +10'59"
ポイント賞
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
山岳賞
ステファノ・ピラッツィ(イタリア、バルディアーニヴァルヴォーレ・CSFイノックス)
新人賞
カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル)
チーム総合成績
スカイプロサイクリング
今年のジロで最大の山岳コースでゴール地点が吹雪だった、
「ジロ・デ・イタリア 2013 第20ステージ」のレースレポ/感想。
◆ジロ・デ・イタリア 2013 第20ステージ (山岳ステージ)
ニーバリ、キター!!
アスタナの完璧な集団コントロールから、
残り3km手前でニーバリ自ら、
まず「ジャブ」的なアタックをして、
集団のペースをさらに上げて
エヴァンスやスカルポーニが遅れ、
マイカ、ウラン、ベタンクールなどの、
数人の選手だけは反応して付いたのですが、
そこから繰り出した二度目の、
「KO狙いのストレート」のようなアタックには誰も付いていく事が出来ず、
単独で先行していたカペッキを一気にかわして独走し始め、
寒さとアルコールで変なテンションになって裸になってる人も居た、
興奮するギャラリーを殴る事無く冷静に「ハイハイ分かったから」って感じで、
静かに手で押しやりながらw
最後まで力強い走りで逃げ切って、
雪が降りしきる中、
ガッツポースを作りながらゴールしましたよ。強い!!!
守りに入ってもいい中で、
自分から仕掛けて逃げ切ってステージ優勝とか、
今年のニーバリの強さを決定付ける&マリアローザに相応しい素晴らしい走りでした。オメー!!
山岳個人TTの時にも書いたけど、
この圧倒的な強さはコンタドールを髣髴とさせるんで、
将来、ツールも獲るでしょうね
2位はドゥアルテ、
3位には眉毛に雪が積もりながらも先頭に立って、
後続とタイム差付けるために頑張ったウランが入り、
4位には途中でメカトラで遅れたので、
追いつくために余計な足を使ったのもあり、
途中で遅れそうになりながらも、
何とか喰らい付いたベタンクールが入りました。
ですので、
エヴァンスが遅れたのもあり、
ウランが総合で2位に上がりましたし、
ベタンクールがマイカを再び抜いて新人賞を奪い返しましたよー!
表彰式ではやりきった感溢れる、
弾ける笑顔でガッツポーズをしてたように、凄く嬉しそうでした。
常に積極的&攻撃的な走りを見せてましたし、
顔は生意気そうだけどイケメンという事で日本でも人気出そうですねw
今日のステージの2位~4位がコロンビア人という事で、
改めてコロンビア人の躍進が目立つ結果になったのは実に興味深く、
将来グランツールを制するコロンビア人が出る事を予感させますね。楽しみ!
エヴァンスは遅れたけど、スカルポーニも遅れたので、
何とか表彰台圏内である3位は守りました。
ポイント賞は今日優勝したニーバリに移ったものの、
明日が平坦ステージという事もあり、
今日もスプリントポイントでポイントを稼いだ
カヴが明日勝って決めてくれそうですね。wktk!
ちなみにカヴが今日の一つ目のスプリントポイント獲りに行った時に、
競う理由が無いヴィーニの選手が何故か勝負しに来て、
カヴにかなり怒られた後に、
さらにクイックステップの選手に長い間説教受けてて吹いたww
半笑いだったから冗談のつもりだったかもですが、
去年1ポイント差でカヴはポイント賞を獲れなかっただけに、あれは怒られても仕方ないww
あとレース関係ないけど、
車椅子でゴール地点に来た人は凄かったな!
レース見た後だと余計に凄さが分かるだけに、
個人的に今日の敢闘賞は彼に渡したいですw
つ敢闘賞
ジロ・デ・イタリア2013第20ステージ結果
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h27'41"
2位 ファビオ・ドゥアルテ(コロンビア、コロンビア) +17"
3位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +19"
4位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル) +21"
5位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +44"
6位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、アンドローニジョカトリ) +48"
7位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +54"
8位 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング) +58"
9位 ダルウィン・アタプマ(コロンビア、コロンビア) +1'00"
10位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +1'04"
個人総合成績
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 79h23'19"
2位 リゴベルト・ウラン(コロンビア、スカイプロサイクリング) +4'43"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム) +5'52"
4位 ミケーレ・スカルポーニ(イタリア、ランプレ・メリダ) +6'48"
5位 カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル) +7'28"
6位 プリジミスラウ・ニエミエツ(ポーランド、ランプレ・メリダ) +7'43"
7位 ラファル・マイカ(ポーランド、サクソ・ティンコフ) +8'09"
8位 ベナト・インチャウスティ(スペイン、モビスター) +10'26"
9位 マウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ヴィーニファンティーニ) +10'32"
10位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼル) +10'59"
ポイント賞
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
山岳賞
ステファノ・ピラッツィ(イタリア、バルディアーニヴァルヴォーレ・CSFイノックス)
新人賞
カルロスアルベルト・ベタンクール(コロンビア、アージェードゥーゼル)
チーム総合成績
スカイプロサイクリング