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「ロンド・ファン・フラーンデレン2015」と「パリ~ルーベ 2015」

2015-04-14 21:11:47 | サイクルロードレース
※今回の記事は今年最初のサイクルロードレースネタになります。


個人的に今年のサイクルロードレース中継のTV視聴始めであり、
ワンデイレースとしては1,2位を争うくらい好きなレースである、
「ロンド・ファン・フラーンデレン2015」(ツール・ド・フランドル2015)と
「パリ~ルーベ 2015」の感想&雑感。


今年の北のクラシック二連戦は、
二大優勝候補最有力のカンチェとボーネンが居ないという事で、
誰が勝つかは勿論、
どういうレース展開になるかも予想がしにくかった訳ですが、
蓋を開けてみれば、
二レースともスプリント勝負になって「スプリンター」が勝ち、
勝者二人とも勝利に相応しい積極性がある走りをして
他の選手が勝つのがノーチャンスなくらいの、
力を見せつける勝ち方をするという、
共通点がある興味深い結果になりましたねー!
二レース共、実に面白かったー!
という事でレース毎に軽く触れていきます。


◆ロンド・ファン・フラーンデレン 2015
クリストフ、キター!!強い!!!!
逃げが吸収された集団から、
ゴールまで残り27km付近で抜け出した
テルプストラと共に協調体制をとって逃げ始め、
徐々にですが確実に後続と差を広げ、
そのまま逃げ切りが濃厚になって来た所で、
テルプストラが後続のチームメイトを待つという大義名分を出しつつ、
まともにやってもスプリント勝負で勝てないという事で、
先頭交代を拒んでクリストフに体力と足を使わせたものの、
この日のクリストフにはそんな行為は「焼け石に水」だったようで
懸命に追い上げてくる後続を振り切りきって、
テルプストラとのスプリント勝負に持ち込み、
横に並ぶ事すらさせず余裕で勝つという…強い!!
一人だけ別次元だったいうか、
最後まで強力で最強で、
勝ちに相応しい素敵で素晴らしい走りでした。オメー!
個人的にはサガンとヴァンマルク(ファンマルク)に期待してたのですが、
サガンは終盤で水を要求したのに中々貰えなかったのもあり、
最後には完全に力尽きてた感じでしたし、
ヴァンマルクは途中でトラブルで遅れてしまい
一人で懸命に先頭集団に追いつこうと奮闘したものの、
途中で力尽きてしまうという、
二人とも残念な結果でした
あと去年に引き続きグライぺルが積極的に動いていて好印象でした。
いつか勝てるといいな~応援してる
そしてこの日のJスポの中継は実況を栗村さんがやったのですが、
ぶっちゃけ例年の解説の時と比べると栗村さんのトークにいつもほどテンションとキレが無く、
個人的にちょっと物足りなかったですw
スプリンターが一番輝く場所がゴール前なように、
くりりんの魅力が最大限に発揮されて輝くのは個人的に「解説」だと思うので、
実況出来る人材が少ないのは分かりますが、
せめて北のクラシック二連戦は「解説」として居て欲しいかな…

ロンド・ファン・フラーンデレン2015結果
1位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)       6h26'32”
2位 ニキ・テルプストラ(オランダ、エティックス・クイックステップ)
3位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)        +07”
4位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ)            +16”
5位 ティエシー・ベノート(ベルギー、ロット・ソウダル)            +36”
6位 ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)
7位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)         +49”
8位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー、ロット・ソウダル)
9位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)
10位 マルティン・エルミガー(スイス、IAMサイクリング)



◆パリ~ルーベ2015
デゲンコルブ、キター!!強い!!!!
いくつかの出来事や動きはあったものの、
決定的な動きは無い状態でレースは進んでいき、
ゴールまで残り12km付近という終盤で、
集団からランパートとファンアフェルマートが抜け出して逃げ始めるという大きな動きがあり、
それをデゲンコルブのチームメイトのデバッカーが追う中、
メイン集団からデゲンコルブが単独で抜け出し、
あっという間にデバッカーに合流して、
あっという間にデバッカーを置き去りにしてw、
残り6km付近で先頭二人に追いつき(!)、
デゲンコルブが居たらスプリントで勝てないという事で、
デゲンコルブが先頭を多く牽く事になり、
先頭三人のペースが落ち始めたので、
後続から抜け出した、
ボーム、スティバル、ケウケレール、エルミガーが合流して、
最優的に勝負は7人によるスプリント勝負になったのですが、
ランパートのリードアウトからスプリントを開始したスティバルを、
デゲンコルブが横から余裕で抜き去って、
そのまま誰も並ばせることなく勝ちましたよー!!強い!!
レース後のインタビューで負けた人たちが、
一昨年のフランドルのサガンのように清々しい顔してたように、
あまりの完璧な勝ち方に負けたのに納得してたもんな…
結果的にとはいえ後続の何人かは最終的に先頭に追いついたので、
あの段階でデゲンコルブはリスクを冒してまで一人で追う必要は無かったかもとはいえ、
去年の二の舞はもう嫌だとばかりに、
あそこでリスクを冒して追った時点でデゲンコルブの勝利へ想いを強く感じましたし、
あれだけ力使ったのに最後余裕で勝つとか、
この日のデゲンコルブは間違いなく最も勝利に相応しい、
最強で最高の選手でした。オメー!!
今年は例年に無いくらい終盤まで動きが少なくて、
最後まで緊張感があるレース展開で、
今までとは一味違う面白さがありましたし、
この日はオリンピックの準備のためチームを離れるウィギンズが
最後にしっかり走る大きなレースだったのですが、
結果は振るわなかったものの、
見せ場が多くて実に印象的でしたし、
フランドル同様にグライぺルが元気で微笑ましかったw
しかし何回見てもアランベールに集団で突っ込むシーンは見てて緊張するわ…
素人から見たらあそこに集団であのスピードで突っ込むとか完全に自殺行為ですからねww
個人的にフランドルのコースは走れるなら走ってみたいと思うけど、
パリ~ルーベのコースは走れても走りたいとは思わないわwww

パリ~ルーベ2015結果
1位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、ジャイアント・アルペシン)        5h49'51”
2位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)
3位 グレッグ・ファンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
4位 ラース・ボーム(オランダ、アスタナ)
5位 マルティン・エルミガー(スイス、IAMサイクリング)
6位 イェンス・ケウケレール(ベルギー、オリカ・グリーンエッジ)
7位 イヴ・ランパート(ベルギー、エティックス・クイックステップ)       +07”
8位 ルーク・ロウ(イギリス、チームスカイ)                  +28”
9位 イェンス・デブシェール(ベルギー、ロット・ソウダル)           +29”
10位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ)          +31”

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