天気と同じように嵐のような展開になった、
カテゴリー山岳無しの222kmの長い平坦基調のコースで行われた、
「ツール・ド・フランス 2014 第15ステージ」の感想/レースレポ。
◆ツール・ド・フランス 2014 第15ステージ
クリストフ、キター！！
スタート直後のエルミガーの逃げに、
名前で人気先行していた感がここ数年で減ってきた、
実力もあるジャックバウアーが反応して二人で逃げ始め、
途中で天候が崩れて嵐になったりしたのもあり、
一時は大きいタイム差が出来たものの、
残り46.5km地点のスプリントポイント通過時にはタイム差は1分30秒、
残り15km地点で1分だったので吸収も時間の問題な雰囲気だったのですが、
連続してロータリーがあったり、
集団内が最後の戦いの為に選手を下げたりと、
上手く纏まって追えなかったので差があまり縮まらず、
残り3km地点で集団から30秒くらい、
残り1km地点で15秒くらいの差があったので
このまま逃げが決まるのかと思いきや、
追いつけなかったら元も子もないという事で、
オメガファーマ中心にステージ優勝狙ってるチームのアシストが、
死ぬ気で踏み倒して差を縮めていき、
惜しくも残りエルミガーとバウアーが捕まる、
残り100mくらいでチームのエーススプリンターがスプリントを開始して、
グライペルとぶつかり合って位置争いに勝ち、
レンショーを上手く発射台に使ったクリストフが、
ロケットのような圧倒的な加速を見せて一気にトップに立ち、
そのまま誰も横に並ばせること無く勝っちゃいましたよー！！
これでツール2勝目ですか…！
あの混沌とした中でも沈着冷静なレース運びで、
足の貯め方といいスプリントのタイミングといい完璧でしたし、
貫禄みたいのも出てきましたね…強かった！オメー！
逆に最後あまり伸びず4位に沈んだグライペルは、
調子が悪いんですかね…次の平坦ステージでは期待してます。
あとハウッスラー惜しかったな…
周りの選手に比べてスプリント力は劣るかもですが、
レース運びは流石ベテランという感じで実に素晴らしく、
今日は2位とあと一歩の所まで行きましたので、
どこかでステージ優勝するの期待してます。
そして今日の影の主役と言うか、
惜しくも主役になりそこねたバウアーとエルミガー切ないわ…
222km逃げて残り100mで捕まって勝利を逃がすとか…
バウアーはレース後あまりのショックに項垂れて泣いてましたし、
見ているこっちも凄く何とも言えない気持ちになりました…
逃げが終盤に捕まる事はよくある事とはいえ、
逃げ切って勝つ事がいかに難しいかが改めてよく分かる奥深いステージでした。
敢闘賞は基本的に一人だけという事で、
逃げのきっかけを作ったエルミガーに与えられましたが、
あの走りを見るとバウアーにもあげて欲しかったかな…
という事で個人的に敢闘賞をバウアーにあげて置きます。
つ敢闘賞
ぶっちゃけ今日のレース見た人は、
クリストフの優勝よりバウアーのレース後の姿の方が思い出として残るかもね。
つーかあの姿を見たらバウアーを応援せざるを得ないわw
バウアー頑張れ！！
ツール・ド・フランス2014第15ステージ結果
1位 アレクサンダー・クリストフ（ノルウェー、カチューシャ） 4h56'43"
2位 ハインリッヒ・ハウッスラー（オーストラリア、IAMサイクリング）
3位 ペーター・サガン（スロバキア、キャノンデール）
4位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル）
5位 マーク・レンショー（オーストラリア、オメガファーマ・クイックステップ）
6位 ブライアン・コカール（フランス、ユーロップカー）
7位 ラムナス・ナヴァルダスカス（リトアニア、ガーミン・シャープ）
8位 ロメン・フェイユ（フランス、ブルターニュ・セシェ）
9位 ミハエル・アルバジーニ（スイス、オリカ・グリーンエッジ）
10位 ジャック・バウアー（ニュージーランド、ガーミン・シャープ）
ステージ敢闘賞
マルティン・エルミガー（スイス、IAMサイクリング）
カテゴリー山岳無しの222kmの長い平坦基調のコースで行われた、
「ツール・ド・フランス 2014 第15ステージ」の感想/レースレポ。
◆ツール・ド・フランス 2014 第15ステージ
クリストフ、キター！！
スタート直後のエルミガーの逃げに、
名前で人気先行していた感がここ数年で減ってきた、
実力もあるジャックバウアーが反応して二人で逃げ始め、
途中で天候が崩れて嵐になったりしたのもあり、
一時は大きいタイム差が出来たものの、
残り46.5km地点のスプリントポイント通過時にはタイム差は1分30秒、
残り15km地点で1分だったので吸収も時間の問題な雰囲気だったのですが、
連続してロータリーがあったり、
集団内が最後の戦いの為に選手を下げたりと、
上手く纏まって追えなかったので差があまり縮まらず、
残り3km地点で集団から30秒くらい、
残り1km地点で15秒くらいの差があったので
このまま逃げが決まるのかと思いきや、
追いつけなかったら元も子もないという事で、
オメガファーマ中心にステージ優勝狙ってるチームのアシストが、
死ぬ気で踏み倒して差を縮めていき、
惜しくも残りエルミガーとバウアーが捕まる、
残り100mくらいでチームのエーススプリンターがスプリントを開始して、
グライペルとぶつかり合って位置争いに勝ち、
レンショーを上手く発射台に使ったクリストフが、
ロケットのような圧倒的な加速を見せて一気にトップに立ち、
そのまま誰も横に並ばせること無く勝っちゃいましたよー！！
これでツール2勝目ですか…！
あの混沌とした中でも沈着冷静なレース運びで、
足の貯め方といいスプリントのタイミングといい完璧でしたし、
貫禄みたいのも出てきましたね…強かった！
オメー！逆に最後あまり伸びず4位に沈んだグライペルは、
調子が悪いんですかね…次の平坦ステージでは期待してます。
あとハウッスラー惜しかったな…
周りの選手に比べてスプリント力は劣るかもですが、
レース運びは流石ベテランという感じで実に素晴らしく、
今日は2位とあと一歩の所まで行きましたので、
どこかでステージ優勝するの期待してます。
そして今日の影の主役と言うか、
惜しくも主役になりそこねたバウアーとエルミガー切ないわ…
222km逃げて残り100mで捕まって勝利を逃がすとか…
バウアーはレース後あまりのショックに項垂れて泣いてましたし、
見ているこっちも凄く何とも言えない気持ちになりました…
逃げが終盤に捕まる事はよくある事とはいえ、
逃げ切って勝つ事がいかに難しいかが改めてよく分かる奥深いステージでした。
敢闘賞は基本的に一人だけという事で、
逃げのきっかけを作ったエルミガーに与えられましたが、
あの走りを見るとバウアーにもあげて欲しかったかな…
という事で個人的に敢闘賞をバウアーにあげて置きます。
つ敢闘賞
ぶっちゃけ今日のレース見た人は、
クリストフの優勝よりバウアーのレース後の姿の方が思い出として残るかもね。
つーかあの姿を見たらバウアーを応援せざるを得ないわw
バウアー頑張れ！！
ツール・ド・フランス2014第15ステージ結果
1位 アレクサンダー・クリストフ（ノルウェー、カチューシャ） 4h56'43"
2位 ハインリッヒ・ハウッスラー（オーストラリア、IAMサイクリング）
3位 ペーター・サガン（スロバキア、キャノンデール）
4位 アンドレ・グライペル（ドイツ、ロット・ベリソル）
5位 マーク・レンショー（オーストラリア、オメガファーマ・クイックステップ）
6位 ブライアン・コカール（フランス、ユーロップカー）
7位 ラムナス・ナヴァルダスカス（リトアニア、ガーミン・シャープ）
8位 ロメン・フェイユ（フランス、ブルターニュ・セシェ）
9位 ミハエル・アルバジーニ（スイス、オリカ・グリーンエッジ）
10位 ジャック・バウアー（ニュージーランド、ガーミン・シャープ）
ステージ敢闘賞
マルティン・エルミガー（スイス、IAMサイクリング）
