アップダウンが多いけど重いギアで踏み倒す区間も多いコースで行われた54kmの個人TT
「ツール・ド・フランス 2014 第20ステージ」の感想/レースレポ。
◆ツール・ド・フランス 2014 第20ステージ(個人TT)
マルティン、強い!!
3週目の最終日前日という事で、
コンディション調整難しかったでしょうに、
完璧に仕上げてきたみたいで、
終始世界TTチャンピオンらしい圧倒的な走りを見せつけ、
最終的に2位のドゥムランに1分39秒…つまり2分近く離して勝ちましたよ…凄い!
今年は逃げ切り優勝もありましたし、
マルティンにとってステージ2勝という、
最高のツールになりましたね。オメー!!
そして総合争いは、
ニーバリは王者の貫禄すら漂う走りで、
総合勢ではトップのステージ4位のタイムを出し総合タイム差を更に拡げ、
スタート地点でペローがピノに、
「お互いベストを尽くそうな」的に握手して始まった、
大注目の表彰台争いは、
途中でペローがパンクに見舞われ20秒くらいタイムを失ったのですが、
慌てることなく冷静にバイク交換をして走り出し、
ピノを上回るタイムで走りきって総合2位に上がり、
表彰台争いしてる中では一番TTが苦手と言われていたピノは、
ピレネーでの好調そのままに好走を見せて、
TT得意と言っていたバルベルデより早いタイムで走って、
2位は守れなかったものの総合3位&新人賞は守り、
バルベルデはピレネーの印象そのままの調子の悪さでタイムが伸びず大きく沈み、
順位は入れ替わったとはいえ
結果的にフランス人の二人が表彰台を守りましたよー!
ペローは去年TTで落車してリタイアに追い込まれ悔し涙を流したのですが、
今年はTTで2位に上がって嬉し涙を流してましたね…見ててちょっと貰い泣きしそうになった…
ペロー2位確定オメー!!
37歳という引退の二文字が頭を過ぎる年齢で、
去年はリタイアしたという事で、
今年に掛ける気持ちは相当な物があったのは想像に難くなく、
良いコンディション保って挑んだはずが、
一時はエースの座をバルデに奪われかけ、
次のステージでは下りでバルデのアシストまでしたのですが、
そこから覚醒したかのように素晴らしい走りを見せて勝ち取った総合2位ですからね…
今年の総合敢闘賞はペローにあげて欲しいわ~
それくらい印象に残る気持ちの入った集大成的な素晴らしい走りでしたー
その他の総合争いは、
ベルキン勢が大失速する中、
ケーニッヒがステージ5位の抜群の走りを見せて総合7位にジャンプアップしましたし
予想ほどではなかったですがヴァンガーデレンも好走を見せ、
バルデがペローに続き終盤にパンクに見舞われタイムを失ったのもあり、
僅か2秒差で5位にジャンプアップしましたし、
スベルディアも好走を見せ8位になりました。
パンクが無ければバルデは5位をキープ出来ていただけに、
かなり悔しいでしょうが、
これもサイクルロードレースなんだよね…
この経験を糧にして将来ツールで勝てるといいな。
ツール・ド・フランス2014第20ステージ結果
1位 トニ・マルティン(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)1h06'21"
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・シマノ)+1'39"
3位 ヤン・バルタ(チェコ、ネットアップ・エンデューラ) +1'47"
4位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)+1'58"
5位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ)+2'02"
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)+2'08"
7位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール)+2'27"
8位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)+2'36"
9位 マルケル・イリサール(スペイン、トレックファクトリーレーシング)+2'39"
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)+2'58"
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)86h37'52"
2位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール)+7'52"
3位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)+8'24"
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)+9'55"
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)+11'44"
6位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)+11'46"
7位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ)+14'41"
8位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)+18'12"
9位 ローレンス・テンダム(オランダ、ベルキン)+18'20"
10位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン)+21'24"
「ツール・ド・フランス 2014 第20ステージ」の感想/レースレポ。
◆ツール・ド・フランス 2014 第20ステージ(個人TT)
マルティン、強い!!
3週目の最終日前日という事で、
コンディション調整難しかったでしょうに、
完璧に仕上げてきたみたいで、
終始世界TTチャンピオンらしい圧倒的な走りを見せつけ、
最終的に2位のドゥムランに1分39秒…つまり2分近く離して勝ちましたよ…凄い!
今年は逃げ切り優勝もありましたし、
マルティンにとってステージ2勝という、
最高のツールになりましたね。オメー!!
そして総合争いは、
ニーバリは王者の貫禄すら漂う走りで、
総合勢ではトップのステージ4位のタイムを出し総合タイム差を更に拡げ、
スタート地点でペローがピノに、
「お互いベストを尽くそうな」的に握手して始まった、
大注目の表彰台争いは、
途中でペローがパンクに見舞われ20秒くらいタイムを失ったのですが、
慌てることなく冷静にバイク交換をして走り出し、
ピノを上回るタイムで走りきって総合2位に上がり、
表彰台争いしてる中では一番TTが苦手と言われていたピノは、
ピレネーでの好調そのままに好走を見せて、
TT得意と言っていたバルベルデより早いタイムで走って、
2位は守れなかったものの総合3位&新人賞は守り、
バルベルデはピレネーの印象そのままの調子の悪さでタイムが伸びず大きく沈み、
順位は入れ替わったとはいえ
結果的にフランス人の二人が表彰台を守りましたよー!
ペローは去年TTで落車してリタイアに追い込まれ悔し涙を流したのですが、
今年はTTで2位に上がって嬉し涙を流してましたね…見ててちょっと貰い泣きしそうになった…
ペロー2位確定オメー!!
37歳という引退の二文字が頭を過ぎる年齢で、
去年はリタイアしたという事で、
今年に掛ける気持ちは相当な物があったのは想像に難くなく、
良いコンディション保って挑んだはずが、
一時はエースの座をバルデに奪われかけ、
次のステージでは下りでバルデのアシストまでしたのですが、
そこから覚醒したかのように素晴らしい走りを見せて勝ち取った総合2位ですからね…
今年の総合敢闘賞はペローにあげて欲しいわ~
それくらい印象に残る気持ちの入った集大成的な素晴らしい走りでしたー
その他の総合争いは、
ベルキン勢が大失速する中、
ケーニッヒがステージ5位の抜群の走りを見せて総合7位にジャンプアップしましたし
予想ほどではなかったですがヴァンガーデレンも好走を見せ、
バルデがペローに続き終盤にパンクに見舞われタイムを失ったのもあり、
僅か2秒差で5位にジャンプアップしましたし、
スベルディアも好走を見せ8位になりました。
パンクが無ければバルデは5位をキープ出来ていただけに、
かなり悔しいでしょうが、
これもサイクルロードレースなんだよね…
この経験を糧にして将来ツールで勝てるといいな。
ツール・ド・フランス2014第20ステージ結果
1位 トニ・マルティン(ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ)1h06'21"
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・シマノ)+1'39"
3位 ヤン・バルタ(チェコ、ネットアップ・エンデューラ) +1'47"
4位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)+1'58"
5位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ)+2'02"
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)+2'08"
7位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール)+2'27"
8位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、IAMサイクリング)+2'36"
9位 マルケル・イリサール(スペイン、トレックファクトリーレーシング)+2'39"
10位 ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)+2'58"
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)86h37'52"
2位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール)+7'52"
3位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)+8'24"
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)+9'55"
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)+11'44"
6位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)+11'46"
7位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ)+14'41"
8位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)+18'12"
9位 ローレンス・テンダム(オランダ、ベルキン)+18'20"
10位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン)+21'24"