最後に登坂距離4.7kmながら高低差が310mあり、
残り3kmくらいからは勾配が10%という3級山岳があるコースで行われた
「ブエルタ・ア・エスパーニャ2015 第2ステージ」のレースレポ/感想。
◆ブエルタ・ア・エスパーニャ2015 第2ステージ
エスデバン・チャベス(シャベス)、キター!
勾配がきつくなる残り3kmくらいでアタックした、
デュムラン、キンタナ、ロッシュの先頭グループに、
残り2kmくらいで集団から単独でアタックして追いつき、
そのまま先頭に立ってガンガン牽いてペースを上げ、
集団からキンタナが遅れていく中、
一番勾配がキツイ残り500mくらいでアタックして、
最終的にはデュムランとの一騎打ちになったのですが、
終盤にデュムランの戦意を喪失させるようなペースアップして、
最後まで先頭を譲る事無く
天に拳を突き上げて嬉しそうにゴールしましたよー!強かった!!
2日目に走る様な感じではない厳しいコースで、
期待されている総合有力候補のコンディションが上がりきってなかったとはいえ、
もしコンディションが良くても勝ってたかもと思わせるくらい、
チャベスの走りは実に力強くて素晴らしく、
飛び出したタイミングは絶妙でしたし、
最後まで積極果敢な走りをしての勝利だったので、
「完勝」と言っていいと思う。オメー!
これでマイヨロホも獲りましたし、
少しでも長くキープ出来るといいな
ちなみに途中でチャベスがデュムランに先頭交代を要求した時に、
「自分もう無理ッス!マジ無理ッス!」って感じで、
デュムランが懸命に首を横に振って拒否ってたのですが、
この日の放送の解説が元チームメイトで友達の土井選手だったのもあり、
「あれは演技に違いない」って話をして吹いたwww
最後のチャベスのアタックに反応して付いて行った時は、
本当に演技だったのかと思われたのですが、
結果的に最後のペースアップには付いて行けなかったので、
あれは演技ではなくでマジで無理だったようですけどねww
最近は少なくなった印象ありますが、
以前は無理アピールして、
最後にアタックして勝つ選手も居ただけに、
今回久しぶりに見れるかもと期待したんだけどなwwwちょっと残念かもww
期待された総合有力候補勢は、
ニーバリが落車で遅れた際に、
チームカーがすぐにバイクを持ってこなかったため更に遅れ苛立ちと焦りもあったんでしょうが、
途中で魔法の絨毯に乗ったかのように、
チームカーに掴まって集団に戻ったという事で
レース後に失格処分を受けてリタイアになるという波乱はあったものの、
ホアキンとキンタナ筆頭に、
ほとんどの選手は決定的と言えるほど大きくは遅れてないので、
最後まで縺れるの期待出来そう。
あと今日は序盤に小さい落車、
後半に大きな落車が起こり、
ティラロンゴが大きな怪我を負い(アスタナは踏んだり蹴ったりだな…)
ペルッキ、タナー、コシェヴォイの3人に至ってはリタイアしちゃいましたよ…
特にタナー、コシェヴォイは救急車で運ばれていったように、
大きな怪我っぽいので少しでも早い回復祈ってます。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2015第2ステージ結果
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3h57’25”
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +01”
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +09”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +14”
5位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +26”
6位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
7位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +30”
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +31”
9位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ)
10位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +37”
12位 ミケル・ランダ(スペイン、アスタナ) +41”
15位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +45”
18位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール) +54”
28位 ダニエル・ナバーロ(スペイン、コフィディス) +1’13”
37位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)+2’07”
52位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)+3’11”
59位 ペーター・ベリトス(スロバキア、BMCレーシング) +4’22”
70位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +6’42”
DNF マッテオ・ペルッキ(イタリア、IAMサイクリング)
DNF デーヴィッド・タナー(オーストラリア、IAMサイクリング)
DNF イリア・コシェヴォイ(ベラルーシ、ランプレ・メリダ)
DSQ ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3h57’15”
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +05”
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +15”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +24”
5位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +36”
6位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
7位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +40”
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +41”
9位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ)
10位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +47”
マイヨプントス(ポイント賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 25pts
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 20pts
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) 16pts
マイヨモンターニャ(山岳賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3pts
2位 ワルテル・ペドラサ(コロンビア、コロンビア) 3pts
3位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 2pts
マイヨコンビナーダ(複合賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3pts
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 7pts
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) 11pts
チーム総合成績
1位 チームスカイ 12h02’56”
2位 アスタナ +21”
3位 ロット・ソウダル +1’17”
ステージ敢闘賞
ホセ・ゴンサルヴェス(ポルトガル、カハルーラル)
残り3kmくらいからは勾配が10%という3級山岳があるコースで行われた
「ブエルタ・ア・エスパーニャ2015 第2ステージ」のレースレポ/感想。
◆ブエルタ・ア・エスパーニャ2015 第2ステージ
エスデバン・チャベス(シャベス)、キター!
勾配がきつくなる残り3kmくらいでアタックした、
デュムラン、キンタナ、ロッシュの先頭グループに、
残り2kmくらいで集団から単独でアタックして追いつき、
そのまま先頭に立ってガンガン牽いてペースを上げ、
集団からキンタナが遅れていく中、
一番勾配がキツイ残り500mくらいでアタックして、
最終的にはデュムランとの一騎打ちになったのですが、
終盤にデュムランの戦意を喪失させるようなペースアップして、
最後まで先頭を譲る事無く
天に拳を突き上げて嬉しそうにゴールしましたよー!強かった!!
2日目に走る様な感じではない厳しいコースで、
期待されている総合有力候補のコンディションが上がりきってなかったとはいえ、
もしコンディションが良くても勝ってたかもと思わせるくらい、
チャベスの走りは実に力強くて素晴らしく、
飛び出したタイミングは絶妙でしたし、
最後まで積極果敢な走りをしての勝利だったので、
「完勝」と言っていいと思う。オメー!
これでマイヨロホも獲りましたし、
少しでも長くキープ出来るといいな
ちなみに途中でチャベスがデュムランに先頭交代を要求した時に、
「自分もう無理ッス!マジ無理ッス!」って感じで、
デュムランが懸命に首を横に振って拒否ってたのですが、
この日の放送の解説が元チームメイトで友達の土井選手だったのもあり、
「あれは演技に違いない」って話をして吹いたwww
最後のチャベスのアタックに反応して付いて行った時は、
本当に演技だったのかと思われたのですが、
結果的に最後のペースアップには付いて行けなかったので、
あれは演技ではなくでマジで無理だったようですけどねww
最近は少なくなった印象ありますが、
以前は無理アピールして、
最後にアタックして勝つ選手も居ただけに、
今回久しぶりに見れるかもと期待したんだけどなwwwちょっと残念かもww
期待された総合有力候補勢は、
ニーバリが落車で遅れた際に、
チームカーがすぐにバイクを持ってこなかったため更に遅れ苛立ちと焦りもあったんでしょうが、
途中で魔法の絨毯に乗ったかのように、
チームカーに掴まって集団に戻ったという事で
レース後に失格処分を受けてリタイアになるという波乱はあったものの、
ホアキンとキンタナ筆頭に、
ほとんどの選手は決定的と言えるほど大きくは遅れてないので、
最後まで縺れるの期待出来そう。
あと今日は序盤に小さい落車、
後半に大きな落車が起こり、
ティラロンゴが大きな怪我を負い(アスタナは踏んだり蹴ったりだな…)
ペルッキ、タナー、コシェヴォイの3人に至ってはリタイアしちゃいましたよ…
特にタナー、コシェヴォイは救急車で運ばれていったように、
大きな怪我っぽいので少しでも早い回復祈ってます。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2015第2ステージ結果
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3h57’25”
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +01”
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +09”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +14”
5位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +26”
6位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
7位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +30”
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +31”
9位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ)
10位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +37”
12位 ミケル・ランダ(スペイン、アスタナ) +41”
15位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +45”
18位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、AG2Rラモンディアール) +54”
28位 ダニエル・ナバーロ(スペイン、コフィディス) +1’13”
37位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)+2’07”
52位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン)+3’11”
59位 ペーター・ベリトス(スロバキア、BMCレーシング) +4’22”
70位 新城幸也(日本、ユーロップカー) +6’42”
DNF マッテオ・ペルッキ(イタリア、IAMサイクリング)
DNF デーヴィッド・タナー(オーストラリア、IAMサイクリング)
DNF イリア・コシェヴォイ(ベラルーシ、ランプレ・メリダ)
DSQ ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ)
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3h57’15”
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +05”
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) +15”
4位 ダニエル・マーティン(アイルランド、キャノンデール・ガーミン) +24”
5位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) +36”
6位 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)
7位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) +40”
8位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +41”
9位 ダニエル・モレーノ(スペイン、カチューシャ)
10位 ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) +47”
マイヨプントス(ポイント賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 25pts
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 20pts
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) 16pts
マイヨモンターニャ(山岳賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3pts
2位 ワルテル・ペドラサ(コロンビア、コロンビア) 3pts
3位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 2pts
マイヨコンビナーダ(複合賞)
1位 エスデバン・シャベス(コロンビア、オリカ・グリーンエッジ) 3pts
2位 トム・ドゥムラン(オランダ、ジャイアント・アルペシン) 7pts
3位 ニコラス・ロッシュ(アイルランド、チームスカイ) 11pts
チーム総合成績
1位 チームスカイ 12h02’56”
2位 アスタナ +21”
3位 ロット・ソウダル +1’17”
ステージ敢闘賞
ホセ・ゴンサルヴェス(ポルトガル、カハルーラル)