Summer Camp - Bad Love

洋楽レビュー/感想。

瀟洒な夏の雰囲気満載の、
ポップでキラキラしててドリーミーでいてオシャレで甘酸っぱい、
インディー/オルタナ/ドリームポップ/エレクトロポップ作品


◆Summer Camp - Bad Love
前作よりオルタナ＆1990～2000年代前半のインディー音楽要素が強めで、
今までの作品に比べると落ち着いた感じや大人な雰囲気が増していて、
夏の気怠い暑さを表現してるような、
オルタナ/グランジ風味の1曲目「Bad Love」に
スマパン＆TPOBPAH風の胸キュンギタポ風の2曲目「You're Gone」、
The Strokesっぽい雰囲気で始まる3曲目などなど、
いつもより曲がバラエティに富んでおり、
ポストロック風なパートも多く聞かれるので、
基本シンプルでポップでキャッチーながら、
曲構成やアレンジがいつもより凝っているので聞き応えがありますし、
二人のセンスが至る所に感じられるように、
お洒落なセンスがギラリと光っており、
アレンジは細部まで凝ってて興味深いですし、
過去作品のどれとも違う作風でありながら、
「Summer Camp」らしさは全く失ってなく、
夏っぽい雰囲気満載の、
ポップでキラキラしててドリーミーでいてオシャレで甘酸っぱい、
インディー/オルタナ/ドリームポップ/エレクトロポップ作品に仕上がってますよー！



前作の「Fresh」に匹敵するような曲は残念ながら無いですし、
圧倒的なインパクトがあるかと言われれば微妙ですが、
今作は今までで一番曲のバリエーションが豊富で、
アレンジが細部まで凝っててフックに溢れてるので、
聞けば聞くほど味わい深さみたいのが出て来ますし、
アルバムの流れも素晴らしいので、
最後まで聞き終えた時の満足度は一番高いですし、
総合的に見れば今まで一番完成度が高くて良い作品だと思う。
この手の音楽が好きな人なら普通に良い作品なんじゃないでしょうか。



★おまけ

この曲は歌詞もメロディーも雰囲気も全部大好きだー！