3/3 土曜面会
今日はいろいろな物が気になって気になっていじってばかり
昨日の金曜日は仕事が4時からだったので面会に行く予定で、早朝より犬の散歩を済ませ、あれこれしてましたが、
緊急の用事がたくさん入ってとうとう午前が潰れてしまいました。
予定の12時半に家を出ようと思えば出れたのですが、夕飯の支度があるし、米は買ってなかったし・・・
面会は諦めました。
あ~あ御飯のしたくなんてしたくありません。
忙しくしていたら、ジェンの孫のチョコパンが面会に行ってくれました。
ココアと、マドレーヌと、バナナを食べさせてくれたみたいです。
チョコパンが面会に行くと若い看護婦さんや介護士さんが寄ってきてくれます。
一つ年上のあたらしい看護婦さんは
「 これあげるわ 」ってウンコをくれるお年寄りに驚いているみたいです。
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さて、今日の土曜日
ゆっくり起きて残っている作業を少しして
犬の散歩も夕食のしたくもしないで
面会に行きます。
仕事が休みの時は何もあわてなくて良いのです。
いいなぁ、専業主婦の人。毎日休日。
久しぶりに母が面会に行くというので一緒に出かけました。
ゆっくり歩く母がとても心配でした。
駅で階段を使わなくて良いようにエレベーターを使うのですが、そこへ行くまでが沢山歩くので問題です。
でも、お年よりは階段がつらいらしい。
一緒に歩きながら考えました。
年をとってゆっくり歩くのって、どこがどうなんだろう?
腰が痛いとか膝がいたいとかってどういうふうなんだろう?
階段がつらいのってどういうことなんだろう?
あと、何十年かしたら私はやっと母への思いやりが出るんだろうな。
病院へ着きました。
ジェンはテレビの前に座っていました。
どうやら、お昼は拒否して食べていないとのことです。
ちょうど、家の柔らか御飯でおにぎりを作って持参したので良かったです。
カフェオレとおにぎりとバナナとマドレーヌを食べました。
でも、今日のジェンギンスは落ち着きがありません。
椅子を移動したり、テーブルを動かしたらい、床の模様を触ったり、テーブルの車を触ってばかりいます。
廊下も歩いて、あちこちの洗面台をいじっていました。
水をだして、しっかり栓をしめて、ヨシ!と確認しています。
落ち着かない間、わたしが一緒に歩いて見守りましたが、母は話しのできるお年よりのテーブルのところに座って話し込んでいます。
以前から認知症が分からない母ですが、そのおばちゃん達とまともに、世間話をしていました。
そのうち、座ったら、ジェンギンスがいつものおじいさんに戻りました。
おかしいな~
この落ち着きのなさは、安定剤を処方された時の副作用なんだけど、
処方されたのかな~
もうひとり、いつも穏やかなおじさんが
興奮していた。夜中も大声で人を呼んでいたらしい。
きっと、処方されたに違いない。
昨日から104歳のおばあさんが入所しました。
昨日まで歩いていたそうですが、転倒が多いので施設を追い出され、ここに入所したのです。
そして、転倒しないように車椅子に固定されてしまいました。
大声を出して、帰りたいと言っています。
車を呼んで下さいと言っています。
ジェンギンスは、放尿をすると一人の看護婦さんが教えてくれました。
ジェンギンスは厚手のタオルを引き裂いて食べてしまうともう一人の看護婦さんが教えてくれました。
誰もが言うのは、すごい力があるって。
おやつは午前と午後に食べさせてもらっているそうです。
それなのに、太らないと言っていました。
入れ歯を入れて下さいな!
4時になり、母が帰る帰るとコールするので帰ろうとしたら、新顔のおばちゃんが
「 私も帰ります!いま、荷物を部屋から執って来るから、待ってください!!」と必死で言われました。
うやむやにして、ドアから帰ろうとしたら、いつのまにかおばちゃんが一緒に出ようとしています。
スタッフに取り押さえられましたが、必死でドアから逃げようとしています。
「 警察呼んで!!」と叫んでいました。
どうか、ご家族の方!
みんな、不安な日々を送っているので
一緒に過ごしてあげて下さい。
以前この病院が閉鎖病棟じゃなかったとき、抜け出してしまうお年寄りが何人かいたそうです。
八王子の遠い所まで歩いていったお年寄りや、バスを無料で乗り継いで西東京の病院で通報されて見つかった話しなど、お年よりの話題は尽きません。
何年かたったら、この有名な病院は取り壊しをして、総合病院として生まれ変わるそうです。
いまや、老人病院は人が毛嫌いするそうです。
80歳になっても自分が老人だなんて思っていないので、老人病院で受診するのはイヤなんですって。
そういえば、母も若いつもりでいます。
この病院がなくなるころにはジェンは退所しているだろうけれど、
私が入れる所が無くなるわけだ・・・
ジェンギンスの病院は
昨日人工受精のドラマで何シーンか映されていました。
認知症研究センターもあって日本でも有名な研究が成されているそうですが
介護して苦労しているのは
介護士の方達なのだと
いろいろ、看護婦さんと話しをして帰って来ました。
認知症研究をされている方や
本を書いている方や
介護相談をしている方は
重症認知患者の世話を泊まり込みで
やってみな!!
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