アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

日曜日

2009-08-09 00:00:00 | 母の介護

今日は日曜日でした。
でもチョコパンがご出勤だから毎日と同様に
早くおきて、弁当も作ります。

ところが、 目が覚めたら 久しぶりの頭痛。
頭痛があっても起きねばならない主婦は
頑張って起きました。 

寝る前に一気にカンチュウハイを飲んだけど
二日酔いになるような量じゃないし・・・
誘発しちゃったのでしょうか、 だるくて
起きている自信がありません (今夜大きな地震がありました。
築50年の家は倒れるかと思いました)

母にパンとゆで卵とヨーグルトとホットミルクをだし、
チョコパンに卵ハムサンドをつくり、

そこで、ギブ!
弁当を作る力が無く
チョコパンに声を掛けて
ダウンしました。


朝 偏頭痛の薬を飲んで午前中寝てました。

母に昼ご飯を出さないといけないので
母が昨日買ってきたよもぎ餅をきなこでまぶして出しました。
わたしもそれを午後2時に食べました。 
今日初めての食事です。

昼 ハワイで買ってきた頭痛薬を飲みました
  5時までベッドで過ごしました

夕方 母が薬局で買ってきてあった ケロリンを飲みました。

   母には6時までに夕食を作らないといけないので
   頑張って起きあがって 米を洗ったり
   餃子を焼いて、ほうれん草を茹でて、
   牛肉と野菜を炒めて
   家に在る物で済ませました。


夜 7時半 耳が痛いと言って早く帰ってきたチョコパンです。
  そう言うことを言えるのが、チョコパンの特徴です。

  やっと、頭痛が無くなって立ち直った頃
  チョコパンは帰宅したのです。

それで、夜10時。

 「 この洋服、あした着るから アイロンかけて~」

 「 わたしはきょう、寝込んでいたんだよ。
   その私に頼むのかぁ? 」

 「 じゃ、いいよ。
   おばあちゃ~~ん! 明日の朝までにアイロンかけてぇ~ 」

 「 ああ、わかったよ 」

 「 お願いします 」

って、母はアイロンなんて10年くらいかけたことがありませんよ。
安請け合いして、どうなることかと、見守っていました。




↑ すごいです。 母のアイロン掛けです。

アイロンはよく私が使うので(家族の服装管理は主婦の努めだからね)
部屋に置いてあるのですが、
ちゃんと、アイロン掛けを初めて居るではありませんか!
ちょっと、見てたら
シャツの上にアイロンを置きっぱなしにして
シャツのシワとかを整えているので
焦げちゃうんじゃないかと心配でした。

「あとは、私がやるよ 」 と交代しました。

そしたら、温度がとっても低い設定になっていたので
焦げは心配ありませんでした。
シワも伸びないくらい人肌でした。

これは、専業主婦らしい、低い温度で丁寧に!という
現れですね。
わたしの、ガチャガチャ気質とは大違いです。

あすは、大学病院の検診日です。

「 保険証だけ出しておいて 」と言ったら
探していました。

沢山あるバッグをみて、
タンスの引き出しを見て、

かならずピンクのアミの袋に
入れるようにしてあるのですが
アミは、空っぽです。

しばらくしてもないから
私がバッグから見つけて上げました。

記憶が薄れていくのは
とっても、とっても恐いことだと
つくづく感じます。

記憶ができないと
生きていくことは難しいのです。


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よる、
父ジェンギンスのビデオを見ました。

3年前です。

ハイビジョンで撮影してあるから
ハイビジョンで見れるようになったそうです。
私も写っています。 駄目! 写しちゃ駄目です。

楽しい我が家のビデオは楽しいです。
ジェンギンスもボケながら呆けるので
大笑いしちゃいます。

ビデオ投稿したら
世界中で評判になるくらい
面白いシーンもあります。

ビデオを見て
もっと座りやすい椅子にしてあげたかったなぁ~
と、今日思いました。

もっともっとボケを受入れても
良かったんじゃないかとも
思いました。

でも、食事拒否、トイレ拒否、行動拒否
排泄拒否、睡眠拒否、起床拒否、着替え拒否・・
ものすごく大変だったので
精一杯だったはずなのだ。

母も私も限界を超えた限界だったはずなのに
あの時の限界の苦しみを
わたしは忘れてしまっている。
もっと、見れたはずだと
おもってしまいます。

施設に入ると、寿命が短いと
よく言われていますが、
私は今、思いました。

施設に入って長く生きるのも
気の毒です。

父は施設に入って1年で病気になり
亡くなりましたが
それ以上、施設で不自由な思いをしていたら
かわいそうだったな。
(進行した認知だったから。自分では生きれない人だったから。
 施設の介護だけでは行き届かない段階のひとだったから)

なかなか、父の介護を忘れられない私です

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